エストニアの5人組ドリームゲイズ・バンド Holy Motors、6年ぶりとなるサードアルバム『Heaven’s Night』を WHARF CAT RECORDS から 10/16 リリース!ニューシングル「Hellishly Hot」のミュージックビデオを公開しました。Holy Motors の3作目となるスタジオ・アルバム『Heaven’s Night』は、彼らの代名詞ともいえる西部劇的なドリームスケープに、ポップなフックとニューウェーブの質感を組み合わせ、エストニアのバンドにとって新たな領域を切り開いた作品です。
表題曲の先行シングル「Heaven’s Night」を公開!
とりわけ『Heaven’s Night』の楽曲には、これまでにはなかった甘美さが漂っている。2020年作『Horse』で描かれた、破滅へと向かう夕暮れや荒野の憂鬱から一歩抜け出した人物たちが、本作には登場する。バンド自身の言葉を借りれば、その新しいサウンドは「滴る蜂蜜のように甘く、夏の雨のように悲しい」。これまで以上に親しみやすい楽曲が増えたと感じるリスナーもいるかもしれないが、『Heaven’s Night』は、それでも紛れもない Holy Motors の作品であり、彼ら特有の謎めいた雰囲気もしっかりと残されている。
セカンドシングル「Tough Crush」を公開!
フロントウーマンの Eliann Tulve とギタリストの Lauri Raus は引き続き、何か「それ以上のもの」を求め続ける人物たちを、しばしばアメリカ西部を舞台に描いている。本作では、そうした行き場を失った人々にこれまで以上に接近し、彼らが善と悪の間をさまよう姿を映し出す。アルバムからの第1弾シングル「Tough Crush」やタイトル曲「Heaven’s Night」でも描かれるように、バンドが生み出すのは、束の間の夜のドライブや一夜限りの関係に逃避を求める人物たちが生きる、鮮やかな風景だ。単調になってしまった、あるいはどこか退屈で煩わしいものになってしまった日常から、ほんの少し新鮮な空気を吸おうとする人々の姿がそこにはある。
バンドは、ギタリストの Ivar Mägi とマルチ・インストゥルメンタリストの Villem Sarapuu が加入し、現在の編成が固まった2021年頃から、ツアー先やリハーサル・スペースでこれらの楽曲を作り続けてきた。2人はオリジナル・メンバーの Eliann Tulve(ヴォーカル)、Lauri Raus(ギター)、そして長年ドラマーを務める Caspar Salo に加わった。間違いなく『Heaven’s Night』は、これまでの Holy Motors で最も多彩なアルバムだ。「The Last Ones」の猛烈に駆け抜けるような疾走感から、Tulve と Bambara の Reid Bateh によるノワール調のデュエット「Under My Tongue」まで、本作は Holy Motors の世界を新たな角度から描き直している。
そこに広がるのは、以前よりも少しだけ幽玄さが薄れ、その代わりに少しだけ危険になった世界。そして今の時代、私たち誰もが、そんな逃避の場所を必要としているのかもしれない。













