自転車愛好家のデヴィッド・バーンの著書『自転車日記』の日本語版が8月12日発売!

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自転車愛好家のデヴィッド・バーンの著書『自転車日記』の日本語版が8月12日発売!

David Byrne (デヴィッド・バーン) が2009年に刊行した著書『自転車日記(Bicycle Diaries)』の日本語版が、8月12日に発売されます!デヴィッド・バーンは、自転車利用の促進に向けた活動や、生涯を通じて自転車を主な移動手段として利用してきたこと、特にニューヨーク周辺でのサイクリングで知られています。この本は、ニューヨーク、ベルリン、イスタンブール、 ブエノスアイレス、マニラ、シドニー、そしてロンドンといった都市での自転車走行を通じて、バーンの人生と旅を描いています。

元トーキング・ヘッズ、現在ソロアーティストとして活躍するデヴィッド・バーンは、自転車を愛するミュージシャンとして知られる。彼はツアーで世界の都市をめぐる際に、折りたたみ式自転車を持ち込んだ。ペダルを漕ぐことでしか進めないシンプルな二輪の乗り物から見えてくる都市の表情が、旅人としてその地に降り立った著者の思考を絶え間なく刺激する。とめどなく広がる思考の軌跡は、街の人びととの交流や表現活動に触発されながら、目に映る風景をありのままに描き出す。そこには、自らの内省が織り込まれるとともに、社会、政治、経済、歴史、格差問題など、都市の抱える課題も見え隠れしている。

2000年代にいち早く、徒歩でも車でもない自転車移動の視点から綴られたこの稀有な都市論は、デヴィッド・バーンならではのユニークな洞察と先見性によって、昨今の自転車政策の課題を浮かび上がらせる。それは都市景観の証言としていまなお色あせることなく、むしろ生き生きと、社会や人びとの生き方と関係したカウンター・カルチャーとしての「自転車」を位置づける。

そう、こうした街のほとんどでは、ぼくは大体ただの通りすがりにすぎなかった。だからそこでぼくに見えていたものがそもそも浅い、限られたもの、どこまでも個別的なものだといわれればその通りだ。この本でぼくが都市について書いている多くのことは、街を鏡にした一種の自己観察みたいなものともみなせるだろう。しかし同時に、わずかなあいだ滞在する旅人が、些細なものや表に現れた具体的な事柄を読み解くときには、もっと大きな全体像や、その街がひそかに抱える思惑のようなものが、ほとんど自然に浮かび上がってくることもあるとぼくは思っている。経済は店先に、歴史は建物の玄関口に姿を現すはずだ。顕微鏡を近づければ近づけるほど、不思議と視野が広がっていくこともあるのだ。(はじめにより)

本書『自転車日記 (Bicycle Diaries)』と合わせて聞いておきたい、自転車愛好家のデヴィッド・バーンが、サイクリング中に聴くお気に入りの音楽を「David Byrne Radio Presents: Biking Playlist」以下で紹介しています。

私が「ポップ・ミュージック」と考えているものの定義は、かなり広いです。世間一般の共通認識としてメインストリームに分類される曲もありますが、そうした曲の中にも、しばしば境界を押し広げているものがあります。

一方で、ポップ・ソングの形式や長さ、構成を持ちながら、私の耳には、一般的にメインストリームと見なされている曲とはまったく違って聞こえるものもあります。

とはいえ、私の中ではそれらはすべて同等です。どれが内側で、どれが外側なのかという区別はしていません。そうした定義が変化していくのを何度も見てきましたし、「ルールは破られるためにある」ということを証明する例外も数多く存在するからです。

私は今もツアー中です。8月1日の時点で、残りはおよそ1カ月半です。ツアー全体では1年間になります。長いツアーですが、非常に順調に進んでいて、驚くべきことに、バンドとクルーの間の雰囲気もいまだに良好です。

バンドのメンバー全員が、移動用の折りたたみ自転車を持っています。午後に時間が空くと、頭をすっきりさせるためによく自転車に乗ります。そして、一人で走っていて、安全な自転車道だったり、交通量の少ない道だったりすると……このプレイリストを聴きます。

— デヴィッド・バーン

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