
米国北西部のトリオ Helen が、10年以上ぶりのニューアルバム『Linda’s Head』を 10/8 リリース!先行曲「Linda’s Head」、「Dead shark II」を公開しました。Helen は、Grouper こと Liz Harris (リズ・ハリス / ギター、ボーカル)、Scott Simmons (スコット・シモンズ / ベース)、Jed Bindeman (ジェド・ビンデマン / ドラム) からなる3人組。
前作である2015年の『The Original Faces』と同様、本作でも、ベッドルーム・ドリームポップをきわめて親密で、同時に力強い形で描き出しています。彼らのシューゲイズは、薄明かりとシルエットの中に漂うような音楽であり、メロディ、哀愁、そして水面下に潜む引力が生み出す陰影に鋭く反応しています。
アルバムタイトルには、いくつもの意味が屈折するように重なっています。雲の中にある頭、切断や別離、あるいは海へ突き出した架空の岬。音楽も同様に幾層にも重なり、憧れや渇望を宿しながら、長い年月を風雨にさらされてきたような古びた質感を持っています。波、嵐、逃避について歌う歌詞は、楽曲に切迫感と美しさの底流をさらに加えています。その色合いには、ニュージーランドのアンダーグラウンド・ポップの影響も感じられます。
しかし、Helen の音楽の核にあるのは、温かさと解放感です。暗い時代をともに過ごしてきた旧友たちの深い結びつきが、その音楽を力強く動かしています。













