James Ivy、待望のデビューアルバム『The Seams』を 8/21 リリース!

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ニュージャージー州出身で、現在はニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライター/プロデューサー、James Butler によるプロジェクト James Ivy が、待望のデビューアルバム『The Seams』を FADER Label から 8/21 リリース!ニューヨークの ErF Gallery で行われた新曲「Lima」のライブ映像を公開しました。デビューアルバム『The Seams』は、停滞した状態への賛歌であると同時に、その停滞を批判する作品でもあります。Butler は、自我や教条的な考えを取り払い、人生の倦怠期を手探りで進んでいきます。立ち止まり、抵抗する瞬間を明確に刻んだ本作は、すぐに得られる芸術的満足を求めていた初期の制作姿勢から脱却しようとする試みでもあります。

先行シングル「Bent」のMV公開!

Butler が音楽シーンに登場したのは、デジタルによる即時性が当たり前となった2015年のことでした。SoundCloud を通じて活動を始めた彼は、曲が生まれてからほとんど間を置かずにリスナーへ届く環境に慣れていきました。James Ivy の音楽がシンガーソングライター的な方向へと踏み込んだ後も、この素早い制作姿勢は続きました。初期EP『Good Grief』(2021年)と『Everything Perfect』(2023年)の制作は、Butler が音楽における自分の居場所を見つけ、アーティストとしてのアイデンティティを組み立てていく最初の一歩となりました。これらの作品では、Butler は自身のサウンドをデジタルなフィルターに通していました。ドラムはサンプリングされ、幾重にもレイヤーを重ねられ、ギターはアナログで録音する代わりにオーディオインターフェースへ直接入力され、アンプシミュレーターによって音を与えられました。さらに、Butler の歌声には強い加工とピッチ補正が施され、音数の多いプロダクションの中で、ほとんどシンセサイザーのような役割を果たしていました。

初期作品の好調な反響を追い風に、Butler は Keshi、Porter Robinson、Anamanaguchi の北米ツアーで、それぞれサポートアクトを務めました。また2023年には、『Everything Perfect』を携えた自身初のヘッドラインツアーも行っています。これまでに Pitchfork、NYLON、FLOOD、Triple J、MTV News、Coup de Main、M Le magazine du Monde など、数多くのメディアから高い評価を受けてきました。コラボレーターとして、またプロデューサーとして自身の表現を磨くことにも力を注いできた Butlerは、THE BLSSM、Roy Blair、Porter Robinson、Wavedash らの楽曲をプロデュースしています。さらにRoy Blairとは共同プロジェクトを立ち上げ、2026年1月に『American Road In New Jersey』をリリースしました。

『The Seams』の制作では、これまでのコンピューターに依存したデジタル中心の制作方法を離れ、よりクラシックなアプローチへと切り替えました。Butler は、すべてのアイデアをまずアコースティックギターで作り始め、数カ月にわたって曲を練り上げた後、スタジオへ持ち込み、フルアレンジへと発展させていきました。これまでの作品が光沢のあるポッププロダクションによって特徴づけられていたのに対し、『The Seams』は意図的に生々しい音作りが採用されています。使用する音色もあえて限定され、ギター、生ドラム、ストリングス、そして古いDX7シンセサイザーのみで構成されています。こうしてさまざまな要素を削ぎ落とした結果、残ったものは決して少なくなったのではなく、むしろ多くなりました。そこにいるのは、音の壁の背後に隠れるのではなく、作品の中心に立つ、これまでで最も無防備で誠実なButlerです。

『The Seams』の中で、Butler は停滞の中に前進する力を見いだしています。2年をかけてアルバムを作り続けることの単調さは、無意識のうちに、身動きが取れないことや苛立ちを描いた曲へと表れました。自分自身の思考の中をうろつき続けること、同じループから抜け出せないこと、そして初めから失敗する運命にある何かを必死に成し遂げようとすることが歌われています。

僕は、他人の視点に立って物語を作ったり、架空の話を書いたり、抽象的な表現をしたりするのがあまり得意ではありません。

結果的に『The Seams』は、僕の人生の中でも、とても退屈だった時期の自伝のような作品になりました。その頃の僕はあまり人生を生きているとは言えない状態で、このアルバムを作る中で感じていた自己不信や罪悪感、恐怖、苛立ち以外に、書けることがほとんどなかったんです。

頭の中で自分に対する期待をものすごく高く設定してしまったことで、悪循環が生まれました。ネガティブな感情が、出来の悪い、無理に作った、ひらめきのない音楽につながり、それがさらにネガティブな感情を強めていったんです。

『The Seams』は、そうした感情を映し出した作品であるだけでなく、その悪循環を断ち切り、人間の過ちを受け入れることができた証でもあります。

と Butler は語っています。

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