UKリーズのポストパンク・バンド Yard Act、オランダのフェス Best Kept Secret 2026 に出演したフルライブ映像が公開!英国のポストパンク・バンドはもう十分いるんじゃないのか?いや、そんなことはない!しかも Yard Act は、その中でもとびきりユーモアのあるバンドのひとつだ。
「これ、いいね。自分のことをすごく良く思えるよ」と、フロントマンの James Smith は目の前のモッシュピットを指差しながらコメントする。彼からはすさまじいエネルギーがほとばしっている。序盤の曲でマイクが数分間使えなくなった時でさえ、その勢いはまったく落ちない。もちろんそのまま続行!しかも、聞こえていないにもかかわらず、さらに激しくマイクに言葉を叩きつけ続けるのだ。
その吐き出すような語り口は、トーク・シンギングの “祖父” とも言える Mark E. Smith を思わせる。「もしこれでまともに金を稼ぎたいなら、バンドにいるあのクソみたいなシンガーを追い出した方がいい」と、彼は「Overload」でまくし立てる。彼は本当に何も気にしていない。そして、それこそが最高なのだ。2回も倒れかけ、ベルトパックを落とし、マイクスタンドを股の間に挟み、セットの終わりにはベルトがズボンからぶら下がっている。
そして曲がまた抜群にいい。「Dark Days」「100% Endurance」、さらには次作アルバムに収録予定の未発表曲「You’re Gonna Need A Little Music」まで。観客はどんどん熱狂を増していき、ラスト曲に向けて Smith が5回も「ピットを開けろ」と叫んでも、もはや誰も聞いていない。「まあいい、楽しめ!!」













