ロンドンのシューゲイズ・バンド Whitelands、1年以上ぶりのニューシングル「Heat Of The Summer」をリリース!短くも見かけ以上に強烈な「Heat Of The Summer」は、彼ら史上もっともストレートでキャッチーな楽曲であり、政治的なメッセージも込められています。ボーカルのエティエンヌ・クワルティ=パパフィオはこう説明します。
これは、都市でも町でも国家でも、圧政者を打倒するために人々が団結するという内容なんだ。去年の夏、トランプのことにとても腹が立って、この曲を書き始めた。そしてルイジ・マンジョーネがあるCEOを引きずり下ろしたニュースを見て、“完成させよう” と思ったんだ。スパイク・リーの映画『ドゥ・ザ・ライト・シング』もインスピレーションになったよ。あの“暑さ”が高まる緊張感を象徴している。
なお、エティエンヌによれば、この「ポップ路線への転換」は意図的なものです。
チャペル・ローン、レイチェル・チノウリリ、サブリナ・カーペンター……彼女たちが、僕の歌い方に影響を与えたんだ。置いていかれたくなかったからね。Reddit では “最近のシューゲイズのボーカルはダメだ” って声もあるけど、僕はむしろそこが Whitelands の強みだと思ってる。今の僕たちは、もっと成熟して、もっとリアルになった。それは、音楽がこれまで以上に感情的になったことからも感じ取ってもらえると思うよ。