UKのニューウェーブ・トリオ Formal Sppeedwear、デビューアルバム『Punch Card』を 9/11 リリース!

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UKストーク・オン・トレント出身のニューウェーブ・トリオ Formal Sppeedwear、待望のデビューアルバム『Punch Card』を Melodic Records から 9/11 リリース!先行シングル「Who Needs Spain Ball?」のビジュアライザーを公開しました。感度抜群でスタイルも際立つ3人組が、デビューアルバム『Punch Card』をリリースする。本作は、今年を代表する前衛的ポップ作品になるかもしれない。

先行シングル「Who Needs Spain Ball?」のビジュアライザーを公開!

音のコラージュへの強い欲求と柔軟な発想力に突き動かされた『Punch Card』は、巧みな操作を少し加えることで、相反する要素同士の衝突が火花を生み、抑えきれないダンス衝動へと変わることを教えてくれる、実に巧妙な作品だ。彼らはこう語る。

僕たちの目標は、何かが一方向に偏りすぎるのを崩していくこと。目指しているのは均質さなんだ。もし音が良くて、構成要素を個別に切り離せない状態になっていたら、それは狙い通りってことになる。

これは、リスナーが最も予想していない瞬間に音楽的な“足元をすくう”ような展開を仕掛けたいという彼らの姿勢と、そのバランス感覚について語ったものだ。バンド名のスペルミス(現在では本人たちが誇りとして受け入れている)と同じように、本作も偶然の産物による幸せな事故の積み重ねで生まれたアルバムであり、リスナーの本能的で即座な身体反応をそのまま具現化している。ジャケットを飾る1980年代の初期コンピュータ用パンチカードの切り抜き窓は、Formal Sppeedwear の世界への入口になっている。

2023年に melodic と契約した後、2024年のデビューEPは完売。セルフタイトル/セルフプロデュースによる12インチ作品で、伸縮するようなベースライン、跳ねるギターモチーフ、控えめながら効果的なパーカッションを収録したこの作品は、BBC 6 Music の支持を集め、さらに Fat Dog、Preoccupations、Warmduscher、Divorce といったバンドとの全国ツアーへとつながった。

リスナー層も急速に拡大し、Instagram のDMには、独特で奇妙な歌詞の意味を探ろうとするメッセージが殺到した。その歌詞の多くは、Beck による音の響きから連想していく言葉遊びによって生み出されている。非常に多作な彼らは、『Punch Card』も自ら制作。マスタリングは Paul D. Millar(Slug Bug)が担当した。音の多様性を何より重視する彼らは、アルバムに合わないからではなく、逆に「合いすぎた」ために3曲を外したという。

Neu! と Yellow Magic Orchestra を通じて結びついた学生時代からの友人だからこそ成立する、まるでテレパシーのような感覚や、行き交うボイスメッセージについて、彼らはこう説明している。

自分たちがやっていることには確かに無意識の部分がある。でも最終的には、音として機能するかどうかがすべてなんだ。本当の難しさは、それをどうライブで再現するかにある。

こうした楽曲の多くは、Tremolo のリハーサルルームでジャムを重ねる中、アイデアや歌詞が自然に流れ出したことで生まれた。鋭くパンチの効いた『Indecent』は、ほぼ即興で演奏されたワンテイク録音だ。また『The Ballad of DCB』(ストークの熱心な読書家なら略称の意味に心当たりがあるかもしれない)は、夜更けの試行錯誤の中から、無数のジャングリーなギターラインによって形になった。ライブの定番曲『Wait (Hatchet Gets a New Hide)』は、Sppeedwear 初期のアイデアやメロディをコラージュした作品で、Tascam 488 カセットレコーダーで完成された。

だが、このアルバム最大のテーマを示唆するのは、こうした楽しく混乱させる展開ではなく、むしろ珍しく感傷的な瞬間だ。レコーディング過程の転換点となったラスト曲『Friedrich Backs Up Nothing』では、奇妙な空気感と加工されたチェロの音色が揺らめきながら、「もし歴史が現代世界を見たらどう反応するのか」という問いを歌詞で描いている。Formal Sppeedwear は、見た目もサウンドも一見するとポップに思えるかもしれない。しかし『Punch Card』は、そのアートワークの着想源となった打ち抜かれた幾何学模様のように、衝突、制約、そして偶然の中から生まれた作品なのだ。

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