サウス・ロンドンの新鋭 Jerskin Fendrix、デビューアルバム『Winterreise』をリリース!

2020.02.20

サウス・ロンドンを拠点に活動する実験的なソングライター/ミュージシャン Jerskin Fendrix (ジェルスキン・フェンドリックス) がデビューアルバム『Winterreise』を Untitled Recs から 4/17 リリース!苛烈で風刺の効いた先行シングル「A Star is Born」のミュージックビデオを公開しました。Jerskin Fendrix は、現在のサウス・ロンドンを代表するバンド Black Country, New Road、black midi、Jockstrap とのコラボレーションでも知られたケンブリッジ出身のミュージシャン。

ニューシングル「Oh God」のMV公開!

収録曲「Onigiri (Black & White Version)」のMVを公開!

彼のバックグランドを探るのに有力な情報として、The Quietus のインタビューで彼の本棚には、Emily Dickinson の全集から、Alex Ross の『The Rest Is Noise』を経由して Elena Ferrante のナポリの小説まで、古典的なものから現代的なものまで、様々な文章が詰め込まれており、貪欲で無尽蔵な食欲を反映している。(via @The Quietus) と紹介されている。世界屈指の名門ケンブリッジ大学を卒業し、V&Aでポストモダンのオペラを上演、black midi などを育てたブリクストン・ウィンドミルを中心としたサウス・ロンドンのシーンへの道を切り開いている。

Fred Perry のインタビューで、”今までに行ったギグの中で一番良かったギグは?” の質問に対して、Jerskin Fendrix は「2012年にバーミンガムのロイヤル・フェスティバル・ホールで Maxim Vengerov がモーツァルトを演奏した時のこと。」をあげている。彼の摩訶不思議なポップ?サウンドにはクラシック、オペラの影響が強いようだ。Nick Cave、Shave、Puccini、Wim Wenders を彷彿とさせるシンセポップは、ポップミュージックとポップカルチャーを融合させた彼のユニークなテイストが見事に融合されている。高尚な自己顕示欲を皮肉ったような歌詞や、ポップカルチャーへの言及、唯物論的なワンライナーに乗せて、彼はこのフェイクエゴをブランド化しています。

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