Kennebec、日本のゲームからの影響も受けたニューアルバム『Without Star or Compass』を 10/7 リリース!
シネマティック・サウンドを築き上げるプロデューサー、Kennebec (ケネベック) がゼルダの伝説、クロノ・トリガー、ファイナル・ファンタジーといった日本のゲームからの影響も受けたニューアルバム『Without Star or Compass』を 10/7 リリース!ゲストに Hemlock Ernst と Sudan Archives をフィーチャーした「Tall Tales feat. Hemlock Ernst and Sudan Archives」を公開。オレゴン州ポートランド在住の作曲家、プロデューサー、マルチインストゥルメンタリストとして活動をする Kennebec ことエリック・フィリップス。
Hemlock Ernst と Sudan Archives をフィーチャーした「Tall Tales」のMV公開!
本楽曲にはボルチモア・シンセ・ポップの雄として世界を魅了するバンド、フューチャー・アイランズのフロント・マン Samuel T. Herring (サミュエル・T・ヘリング) のラッパー名義ヘムロック・アーネストとLAの名門〈Stones Throw〉からのリリースで知られる Sudan Archives (スーダン・アーカイヴス) らがゲスト参加している。デビュー・アルバム「Departure」を2020年初頭のパンデミック初期にリリースし、その直後から制作を始めた『Without Star or Compass』は、自身の人生における新たなモチベーションを元にレコーディングを行ったという。
このレコードの第一の影響は、前作『Departure』の制作時以上に、このレコードを自分のためではなく、友人や他の人のために書きたかったということなんだ。多分、それは成熟の産物でもあるんだけど、音楽が他の人にもっと明確に伝わるようにしたかったし、自分自身のためのある種のエクササイズのようにはしたくなかったんだ。 – Kennebec
Yazz Ahmed をフィーチャーした「The Great Divide」のビジュアライザーを公開!
アルバムには前述の2名に加えて、サミュエル・T・ヘリングの本人名義や、レディオヘッドの作品への参加でも知られるトランペッターの Yazz Ahmed (ヤズ・アハメド)、ローファイ・ヒップホップのプロデューサー、Kalaido (カレイド) らがフィーチャリング・ゲストとして参加している。サミュエル・T・ヘリングとの制作について、フィリップスは次のように話す。
僕らのスタイルはお互いによく共鳴し、自然に意気投合したと思う。リモートで何度かアイデアをやり取りした後、彼がポートランドに飛んできて、3日間ですべてのボーカルを一緒に録音したんだ。とても楽しくて、刺激的で、彼の技術に対するリスペクトの気持ちが深まった。彼はとてもいい奴だし、完全な天才だよ。サムの歌詞は、僕が求めている自然界のマジックやフォークロアの感覚と、彼独自の物語性を見事に両立させているんだ。僕自身の長所(と短所)を引き立てるような形で歌詞のコンセプトを構築するのが本当に素晴らしいよ。
『Without Star or Compass』を通して、フィリップスは映画のように喚起する感覚を作り出しているが、これは彼がこのアルバムに多大な影響を与えたサウンドトラックへの愛によるものでもある。「Castalay’s Fountain」はゼルダの伝説、クロノ・トリガー、ファイナル・ファンタジーといった日本のゲームからインスピレーションを得ており、「Friendship song」、「The Great Divide」、「Calyptra」といった楽曲群は映画的壮大さに富んでいる。