カナダ・インディーロックの良心 Land of Talk、ニューアルバム『LASTS』を 11/13 リリース!

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カナダ・モントリオールのインディーロック・バンドの良心 Land of Talk が、ニューアルバム『LASTS』を 11/13 リリース!ニューシングル「Dogs」、「Cats」のミュージックビデオを同時公開しました。Land of Talk は今もここにいる。それは決して当たり前のことではなかった。Lizzie Powell は、このプロジェクトの20年にわたる歩みの中で、何度も音楽から距離を置き、また戻ってきた。2023年の『Performances』以降は、音楽業界に疲弊し、年老いていく両親への不安にも苦しんでいた。それでも音楽は止まらなかった。交通の音や鳥のさえずり、階下の住人の祈り、通りを歩く子どもたちの声からメロディが浮かび、少しずつ曲になっていった。

人生が耐え難くなることがある。そんな時、私は音楽の中でそれを消化する。助けになるのは音楽しかないと分かっていた。

収録曲「Cats」のMV公開!

と Powell は語る。そうして生まれたのが、Land of Talk の6作目『LASTS』だ。タイトルの「LASTS」には、「続くこと」と「最後」という二重の意味がある。気候危機、政治的混乱、戦争や虐殺といった大きな問題を背景にしながらも、Powell が描いたのは、より身近で人間的な喪失や悲しみだった。両親が相次いで病を抱えたことで、「最後に歩く時」「最後に大切な人と話す時」について考えるようになった一方、自分自身がこれまで生き延びてきた年月にも目を向けた。

先行シングル「4:44」のMV公開!

そのため『LASTS』には、感謝と怒りの両方が刻まれている。Powell にとって本作は「人生へのラブレター」でもある。2006年のEP『Applause Cheer Boo Hiss』、2008年のデビュー作『Some Are Lakes』以来、Land of Talk はモントリオールのインディーシーンから登場しながらも、特定の時代やジャンルに収まることなく独自の道を歩んできた。活動休止を経て、2017年の『Life After Youth』で復帰し、その後も作品ごとに作曲方法を変化させてきた。

Powell の曲作りは、突然のひらめきではなく、日々集めたコードやメロディを長い時間をかけて形にするものだ。今回は小型のパーラー・アコースティックギターを中心に据え、より親密な音像を作り上げた。全8曲では、音楽業界における性的虐待やグルーミング、仲間のアーティストたちに感じる美しさと業界権力者への嫌悪、両親の死への恐怖、ノンバイナリーとして自分自身を理解していく過程など、ここ数年 Powell が抱えてきた問題が描かれている。

音楽は私にとって薬のようなもの。この曲で自分が少し救われるなら、同じ経験をした誰かにも、自分は理解されていると思ってもらえるかもしれない。

これまで以上に個人的な作品だったからこそ、Powell は信頼できる仲間だけで制作することを選んだ。ドラマーの Michael Belyea、長年の友人でギタリスト、ベーシスト、エンジニアでもある Michael Feuerstack とともに、モントリオール北西のケベック州ハリントンにあるキャビンへ入り、10日間でアルバムの大半を録音した。

誤解されたり、客体化されたりする心配をせずに作れる相手とだけ、このレコードを作りたかった。

と Powell は話す。完成した作品には、初期 Land of Talk を思わせる荒々しいロックの質感と、湿度を帯びた夢のような響きが共存している。冒頭の「Broken Tongue」では虐待被害者に正義が与えられない現実への怒りをむき出しにし、「Dogs」では「犬でさえもっと分かっている」と吐き捨てる。一方、「Projections」や「Cedars」では内面深くへと潜り込み、より脆く、漂うような時間が広がっていく。

最後の表題曲「LASTS」は、あえて不完全なまま残された。呼吸も、結末のなさも、そのまま収録されている。すべてが解決するわけではない。ただ、自分は一人ではないと知り、過去を抱えたまま進み続けるしかない。

すべてがほどけて、朽ちていくように感じる。これらの曲は、その中で自分を守りながら、波の中を進んでいこうとする私自身なんです。

『LASTS』は、Land of Talk と Powell が20年間歩んできたすべてを引き受けながら、「生き延びる」という単純でありながら奇跡的な行為を記録したアルバムとなっている。

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