MUNA が NPR Music の人気企画 Tiny Desk Concert に出演したパフォーマンス映像が公開！
LAのポップロック・バンド MUNA が NPR Music の人気企画 Tiny Desk Concert に出演したパフォーマンス映像が公開！「NPRで働く人たちがみんなゲイだなんて、とてもクールだよ」MUNA のシンガー・ギタリスト、ケイティ・ギャヴィンは、バンドの Tiny Desk Concert での自己紹介で、そう言ってはにかんだ。最新アルバムが2年連続のプライド月間のサウンドトラックとなっているこのバンドにとって、MUNA はクィアの聴衆と深い親近感を抱いている-この事実をギャヴィンは、2021年の抗いがたい「Silk Chiffon」をカントリー風にアレンジした曲の冒頭で述べた。
私たちはクィアであることを愛し、そこに多くの喜びを見出しています。もし世界が必要な方法で変わろうとしているのなら、私たちの革命が喜び、私たちに喜びをもたらすもの、そしてそれを追い求めることに基づいていることがとても重要だと思う。
「Silk Chiffon」はそのアイデアを体現しているが、MUNA がここで披露したバージョンによって、さらに深みを増している。ストリングスを取り入れたアレンジによってメロディが変容すると、オリジナルではほのめかされていた憧れの感情がはっきりと浮かび上がってきた。
セプテットに拡大された MUNA は、このセッティングをムーディーな側面に傾倒する機会とした。「Loose Garment」では、ナオミ・マクファーソンがピアノを弾き、ギャヴィンが彼女自身の悲しげな歌声に微妙なエフェクトをかけた。そして、2019年の『Saves The World』からのハイライトである「Stayaway」は、MUNA の中核をなす3人の声-ギャヴィン、マクファーソン、ジョゼット・マスキン-に大きな要求を課し、それが終わったとき、彼らは安堵で爆発したかのようだった。
MUNA の出演は、たまたま Tiny Desk のパンデミック規制が緩和された時期と重なった。観客の数の多さに、解放感とエネルギーの高まりを感じずにはいられなかった。 – text by スティーブン・トンプソン 2023年6月23日
