Kate Bollinger、新作EP『Look at it in the Light』をリリース!

2022.03.09

米バージニア州を拠点に活動するベッドルームポップ・アーティスト Kate Bollinger (ケイト・ボリンジャー)、新作EP『Look at it in the Light』を Ghostly International から 4/22 リリース!タイトルの『Look at it in the Light』は、ボリンジャーの人生の中で吟味する必要があるとわかっている側面への言及である。例えば、変化に対する彼女の執拗な抵抗がある。タイトル曲ではそれを無視することを選び(”I try not to notice / I deny my fate”)、ひ弱なドラムとシンクロナイズさせている。

軽快でソフトなサイケデリック・ナンバーの「Who Am I But Someone」では、心地よさに身を委ね、「人生で慣れ親しんだものを捨てないために、私が取るべき手段」をシャッフルしているのである。ボリンジャーはこのデモを、トレーナムとギタリストのクリス・ルイスとともに、月極めの共同倉庫で録音した。彼女がひとりで書いた曲をベースに、後にフルバンドのスタジオで完成させた。曲の中盤にある急旋回、つまり、変わらないことを歌っている曲の突然の変化を一緒に考え出したのだ。そこにボリンジャーの音楽の魅力、甘さの中にある巧妙なひねりがある。

先行シングル「Yards / Gardens」のMV

「Yards / Gardens」では、明るく軽快なベースラインとキックの上で、不確実な詩をスキップしながら、ボリンジャーはフルスイングしている。ギター・リフがブリッジで展開され、彼女のラインを楕円のように引きずっている。成長することは彼女の作品のモチーフになっているが、このような形でそのコンセプトを回避することはないだろう。この曲では、自信に満ち溢れ、鮮やかなプロダクションに囲まれた彼女は、草むらにもたれて期待に胸を膨らませ、そのうち何とかなると自分に言い聞かせている(「毎日を練習ラウンドのように捉えている/来年になれば、どうすればいいかわかるわ」)。

収録曲「Lady in the Darkest Hour」のビジュアライザーを公開!

ストリングスをバックにした「Lady in the Darkest Hour」は、Matthew E. White のスペースボム・スタジオで、Natalie Prass、Helado Negro のアレンジャー、Trey Pollard とセッションしたもので、このアルバムで最も豪華な作品となった。彼女の歌声はほろ苦くも力強く、黄金色に輝く楽器のうねりによって高揚感を与えている。ボリンジャーは、リズムとメロディーの上に言葉を乗せながら、”Cause what I’d like to know / Is this it?” のように意味を探し、”Smile all sweet like it isn’t sour” のように明るく表現している。「I Found Out」の静かな抽象性から、「Connecting Dots」の鋭い疑惑まで、Kate Bollinger はこの素晴らしいEPの隅々まで使って、常に存在する人生の揺れの中で自分の足場を見つけるのである。

『Look at it in the Light』ストリーミング

収録曲「Lady In the Darkest Hour」のライブ映像を公開!

tracklist:
1.I Found Out
2.Who Am I But Someone
3.Look at it in the Light
4.Yards / Gardens
5.Lady in the Darkest Hour
6.Connecting Dots

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