Portishead の象徴的なボーカリスト Beth Gibbons、今年5月30日にオーストラリア・シドニーの歌劇場 Sydney Opera House で行われたフルライブ映像が公開!Beth Gibbons は、バンドがオーストラリアで最後に公演してからほぼ15年ぶりに帰ってきました。その唯一無二の声は以前にも増して強烈です。オーストラリアでのソロ・デビューは、Vivid LIVE 2025 の一環として実現しました。
ポーティスヘッドのベス・ギボンズほど「一瞬で分かる、ぞくっとするような誘惑力ある声」を持つ歌手は少ないでしょう。イングランド出身のシンガー・ソングライターである彼女は、そのトリップホップ・トリオの歌声として名を馳せました。彼らはスリンキーで不穏なビートと、ジャズを取り入れたボーカルにより、90年代のチルアウト系サウンドとは一線を画していました。
ギボンズはソロ公演として復帰し、高い評価を受けた新アルバム『Lives Outgrown』からの楽曲と、彼女のキャリアを横断する定番曲を披露しました。バンドの衝撃的デビュー作『Dummy』(1994年)と、1997年のセルフタイトル作『Portishead』に続き、ギボンズはバンドの長い休止期間中に、Out of Season(2002年/トーク・トークのポール・ウェブと共作した、陰鬱なチェンバー・フォーク・アルバム)をレコーディング。また、アニー・レノックス、フランスのアイコンであるジェーン・バーキン、ケンドリック・ラマーとも共演し、映画サウンドトラックにも寄与してきました。













