ダブリンのガレージパンク・バンド SPRINTS、ニューアルバム『All That Is Over』を 9/26 リリース!

|

ダブリンのガレージパンク・ノイズロック・バンド SPRINTS、ニューアルバム『All That Is Over』を City Slang から 9/26 リリース!先行シングル「Descartes」のミュージックビデオを公開しました。SPRINTS を取り巻く熱狂は、いまや肌で感じられるほどだ。ダブリン出身のこのバンドは、目まぐるしい快進撃を遂げている。

2024年1月にはデビューアルバム『Letter to Self』をリリースし、全英トップ20入りを果たした。さらに、RTÉチョイス・ミュージック・アワードでは「最優秀アイルランド・アルバム」「ブレイクスルー・アーティスト」の2部門にノミネート。IDLES や Pixies のサポートアクトを務め、Glastonbury、End of the Road、All Together Now といったフェスでも熱狂的なパフォーマンスを披露した。

アルバムリリース以降、NME、DIY、Dork から★5評価を受け、Pitchfork や Brooklyn Vegan からも絶賛される中、彼らは本能的で情熱的なライブを世界中で展開してきた。その過程で SPRINTS は、現代ロックにおける最重要ニューカマーのひとつとなった。彼らの音楽は、トラウマや困難を乗り越えた個人的な物語から生まれる、切実で思いやりのあるソングライティングで知られている。SPRINTS は本作『All That Is Over』について、次のようにコメントしている。

世界が文字通り崩壊しつつある中で、責任を負うべき者ではない誰かに罪をなすりつけようとする声があふれている。ディストピアを空想する必要なんてない。私たちは、もうその中に生きている。

それでも、不思議なことに、世界がかつてないほど醜く見える一方で、私たちの人生はかつてないほど美しく感じられる。インポスター症候群(自分を信じられない症状)や不安、苦しみの底からなんとか這い上がり、私たちは今、これまで以上に強くなって、音楽という最も愛するもののためにひとつになった。

『All That Is Over』は、まるで “初めてのアルバムにもう一度チャンスをもらった” かのような作品。不安という足かせは消え去り、これが自分たちのベストだと自信を持って言えるものになった。このアルバムは、うるさくて、感情的で、エネルギッシュで、とにかくめちゃくちゃ楽しい。

テーマは、愛、欲望、芸術、情熱。社会から排除されてきた人たちにさらなる苦しみを与えるような “物語” には抗い、現代の批評や攻撃にも立ち向かう。これは、“再生” と “反逆” のアルバムだ。

世界への幻滅や疲弊のなかにも、まだ希望はある。まだ愛も、音楽も、芸術もある。やり直すチャンスはある。そして私たちは、そんな “希望と現実の板挟みの場所” にいる。

ようこそ私たちの『カウボーイ・ゴシック』へ。

関連記事
イベント情報