ポーランドのボーカリスト Marta、ニューアルバム『Out The Way』を 10/3 リリース!

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ポーランド出身のボーカリスト Marta がニューアルバム『Out The Way』を Tricky のレーベル False Idols から 10/3 リリース!長年のコラボレーターである奇才 Tricky をフィーチャーしたセカンドシングル「Leave The Lights」のミュージックビデオを公開しました。彼女の声は、Tricky の『Maxinquaye Reincarnated』EP や、Lee “Scratch” Perry の遺作『King Perry』 にもフィーチャーされ、ひときわ印象的な存在感を放っています。

Tricky をフィーチャーした先行シングル「Out The Way」のMV公開!

Tricky の14枚目のスタジオアルバム『Fall to Pieces』では、Marta は自身としても注目され始め、The Guardian は「Złakowska のクールで繊細な声が、Tricky の闇の衝動を繋ぎ止めている」と評し、CLASH は「アルバムのサウンドと雰囲気の形成に重要な役割を果たしており、その羽のように軽やかな声は、背筋をぞくりとさせる」と伝えています。

Marta は、ポーランドの小さな川沿いの町 Płock(プウォツク) で育ち、東欧文化と中欧的価値観が交差する地域で育ちました。クラシックとジャズの声楽を学ぶ一方で、R&B、ソウル、ミニマル・テクノ、さらにはスラッジ系メタルまで幅広い音楽を聴いていたそうです。「私は本当にごちゃ混ぜだったの(笑)」と語っています。

2017年11月、クラクフのバーでの仕事の合間に、Marta は思いがけない電話を受けました。

突然、ラジオ局で働いている友達から電話がかかってきて、『Tricky と歌いたい?』って聞かれたの。最初は本物の Tricky だとは思わなかったわ。『1時間後にサウンドチェックだから来て』って言われて、気づいたらタクシーに乗ってた。」

車中で急いで Tricky と Martina Topley-Bird の「When We Die」の歌詞を覚え、ステージに立った Marta。

最初、Tricky は何も言わなかったの。でも突然、『パスポートは持ってる?』って聞かれて、『ないです』って答えたら、彼はツアーマネージャーに向かって『1月までにパスポートを取らせてくれ、ツアーに出るぞ!』って言ったの。それからずっと彼と一緒にいるの。

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