Jon Hopkins、20分に及ぶ超越的瞑想を誘うニューシングル「Meditations」をリリース!

2020.05.07

ロンドンの天才プロデューサー Jon Hopkins (ジョン・ホプキンス) が20分に及ぶ超越的瞑想を誘うニューシングル「Meditations」を 5/7 に配信リリース!収録曲「Singing Bowl (Ascension)」の試聴が開始されました。このシングルには「Singing Bowl (Ascension)」20分と、公開された「Singing Bowl (Ascension) (Excerpt)」が収録されています。

ブライアン・イーノと共にコールドプレイの『美しき生命』に楽曲提供/プロデューサーとして参加し、コールドプレイの世界ツアーをサポートしたことで注目を集め、2014年にリリースしたアルバム『Immunity』が英マーキュリー・プライズにノミネートされるなど、世界的なトップアーティストとして活躍する Jon Hopkins。

楽曲はデリーのアンティークショップで見つけた100年前のシンギングボウルを使用して制作された。シンギングボウルの振動をラップトップに入力し、ランダムにドローンサウンドを発生させるシンプルな生成システムを作り出し、これによりシンクロニシティによる制作が可能となり、作曲における「思考」のプロセスをできる限り取り除くことができるようになった。これは昨年行われたヘルシンキ・アート・フェスティバルでサウンド・インスタレーションでも使用されている。(シンギングボウル : チベットやネパールなどで古くから神聖な儀式に使用されてきた倍音を奏でることができる法具。)

多くの人がそうであるように、最初にこの状況になった時、僕もかなり麻痺したような気分になったんだ。今年の予定はすべてキャンセルされて、すべてが奇妙で夢のように感じられた。でも、だんだんと何かを作りたいと思うようになってきたんだ。

シンセを使わず、アコースティックな音源だけを使うのは、とてもピュアな感じがした。キーボードを使わずに何かを書くというのは解放感があった。馴染みのある音階を使わず、制作の時にいつもやってしまう習慣から逃れられたんだ。この生成システムを使って、ボウルの振動にその独自の世界を作らせるのは魔法のような感じだった。何時間もハーモニーの上にハーモニーが重なっていくのを聴いていたよ。

– Jon Hopkins

また、「Singing Bowl (Ascension) 」のリリースに伴い、Spotifyでは24時間近くに及ぶ彼がキュレーションしたプレイリストが公開されている。

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