オーストラリアのエレクトロ/シンセポップ・バンド Cut Copy、7枚目となるアルバム『Moments』を自主レーベル Cutters Records から 9/5 リリース!ニューシングル「Still See Love」を公開。この曲について、フロントマンのダン・ウィットフォードは次のように語っています。
「Still See Love」は、関係がゆっくりと沈んでいく中で、残されたものにしがみついているカップルについて書いた曲で、わりとすぐに完成したんだ。
この曲では、まったく異なる世界から来たヴァース(Aメロ)とコーラス(サビ)を組み合わせたかった。ヴァース部分はできるだけ自然で有機的にしたくて、ライブベースやパーカッション、広がりのあるドラムサウンドを重ねたよ。Arthur Russell や Francois K、ESG といったアーティストによるディスコとダブのハイブリッドなプロダクションにインスパイアされたんだ。
それに対してコーラスでは、トラック全体の音がガラッと抜けて、広大な空間から一気に狭くミニマルな世界へと移り変わる。スタッターするシンセのリズムだけで引っ張っていく構成にした。この曲で達成できたコントラストの感覚がすごく気に入ってるんだ。常に二つの世界を行き来していて、まるで同時に二つの場所に存在しているかのように感じられるんだよ。