UKのデュオ Wet Leg、NPR Music の人気企画 Tiny Desk Concert に出演したパフォーマンス映像が公開!

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UKのデュオ Wet Leg、NPR Music の人気企画 Tiny Desk Concert に出演したパフォーマンス映像が公開!このパフォーマンスをロビン・ヒルトンは次のようにレポートしています。私たちはずっと、Wet Leg の「Tiny Desk(NPRの人気ライブシリーズ)」出演を待ち望んでいました。というのも、彼女たちが2021年に発表したシングル「Chaise Longue」で私たちを圧倒して以来、そのユニークな存在感にすっかり魅了されていたからです。この曲は、バンドの他の作品同様、控えめで皮肉っぽいユーモアと、エネルギッシュで中毒性のあるサウンドが絶妙に共存していました。

そしてついに Wet Leg がオフィスにやってきて、Tiny Deskでのパフォーマンスを披露してくれました。その時、私たちは彼女たちが持ち込んだ遊び心あふれる自信と、巧みに構成されたセットに驚くことはありませんでした。ただし、ファンにとって意外だったかもしれないのは、Wet Leg が“控えめな側面”を全面に押し出してきたという点です。

このセッションでは、「Chaise Longue」も、ニューアルバム『moisturizer』からの先行シングル「Catch These Fists」も演奏されていません。代わりに、ヴォーカルのリアン・ティーズデイル(Rhian Teasdale)とバンドは、アルバムの核心にあるテーマ――“幸福の中で恋に落ちる喜び”――に焦点を当てた楽曲をセレクトしました。

とはいえ、静かで抑えたセットというわけではありません。冒頭を飾るのは「CPR」という楽曲で、これは執着や、抑えきれない愛が自分を壊してしまう恐ろしさを描いた、緊張感あふれる一曲。その次に披露されたのは、まだリリースされていな『moisturizer』収録予定の楽曲「mangetout」のプレビューです。

さらに、晴れた日にぴったりの陽気なシングル「davina mccall」では、ティーズデイルの美しい歌声が存分に発揮されました。そしてラストには、やはり未発表の新曲「11:21」を披露。バンドとして誰の前でもまだ一度も演奏したことがないというこの楽曲は、愛の持つ持続的な力を讃える、ゆったりとしたドリーミーな楽曲です。

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