Sen Morimoto が City Slang と契約しニューシングル「If the Answer Isn't Love」をリリース!

Sen Morimoto が City Slang と契約しニューシングル「If the Answer Isn’t Love」をリリース!シカゴを拠点とする Sen Morimoto が、自身のレコードレーベル Sooper Records と老舗レーベル City Slang の提携契約以降、初のリリースとなる、3枚目のアルバムをから新曲「If The Answer Isn’t Love」とミュージックビデオを公開。2020年のセルフタイトルアルバム以来初となるこの曲は、彼が得意とする感染力のあるジャズポップと、ダークで脅威的なロックミュージック構成へのシフトのギャップを繋げるように始まる。

気候災害、戦争、そして終わりのない病気に直面したとき、何が残り、何がそのすべてを価値あるものにしてきたかを考え始めるのは自然なことです。私は、自分の音楽の音に、そのような緊急性を反映させたいと思っています。この曲は、愛が持つ不滅の力と、危機に陥ったときにその気持ちにしがみつこうとする葛藤についてかきました。

この曲は、Sen Morimoto がニュー・トラッシュと共同で監督したビデオで、シカゴのスカイラインにうかぶ鉄骨の上に立つ本人を写す。これは、「Lunch atop a Skyscraper」の有名な写真に基づいたシーンで、資本主義主導の業界に置いて、労働者階級の音楽家としての Sen Morimoto のスタンスを表している。

日本で初めてツアーをするまで、私は皿洗いをして生計を立てていました。仕事中は一日中、フルタイムミュージシャンになることを夢みていた。その空想は甘くナイーブで、ほとんどが映画やミュージックビデオで見たポップカルチャーの引用をくっつけただけだった。

フルタイムのツアーを経験して初めて、ミュージシャンでお金を稼ぐことから、実際に音楽で持続可能な生活を築くまでの道のりがいかに長いかを思い知りました。ツアーをすることは何が起こるかわからないある意味ギャンブルなようなものになってしまった今、さらに難しくなっている。もっと有名なアーティストにとってもね。

このビデオコンセプトは、そんな昼休みの白昼夢を冗談交じりで視覚化したものです。大空にギターソロをひく自分の姿を夢見ている、私の妄想でさえも、錆びた鉄骨の上でバランスを取りながら、何の支えもなく不安定なものなのです。