Dinosaur Jr. ニューアルバム『Sweep It Into Space』をリリース!

Dinosaur Jr.

米オルタナロックの重鎮 Dinosaur Jr. (ダイナソー・ジュニア)、生まれ変わって13年目に発表する5作目のスタジオアルバム『Sweep It Into Space』を Jagjaguwar から 4/23 リリース!先行シングル「I Ran Away」を公開。当初は2020年半ばのリリースを予定していたが、このアルバムの時間的な軌跡は Covid-19 の到来によって妨げられてしまった。

Dinosaur Jr. オリジナルの3枚組アルバムのリリース以来数十年の間に、彼らのサウンドは、かつてはほとんど飼いならされたノイズの一種として歓迎されていたが、ある種の完全に機能したポップミュージックであることが明らかになってきた。彼らが生み出すのは、リフ、パワー、ビート、そして永遠の未来を見据えて作られた、ロックの連続体の美しい新バージョンに他ならない。

先行シングル「I Ran Away」のアニメーションを公開!

収録曲「Take It Back」のMV公開!

マサチューセッツ州の町アマーストの Biquiteen でいつものようにレコーディングされた『Sweep It Into Space』のセッションは、2019年の晩秋、西海岸サウス・イースト・ツアーに続いて始まった。今回参加したエキストラ・ミュージシャンは Kurt Vile のみ。J Mascis はレコーディングについて以下のように語る。

カートは「I Ran Away」の冒頭の12弦のような小さなリードを弾いていた。その後、私は彼がやったことを真似しただけだった。Thin Lizzy をたくさん聴いていたから、デュエリング・ツイン・リードのサウンドを得ようとしていたんだ (笑)

でも、レコーディングはその頃にはかなり終わっていたんだ。だから、結局は自分で色々なことをすることになったんだ。例えば、「Take It Back」のミニ・デジタル・メロトロンとかね。元々はケン・マウリ (過去に Dinosaur Jr. のキーボードを担当したことのある人) にピアノを弾いてもらおうと思っていたんだ。でも、3月にロックダウンが起きて、僕は一人になってしまったんだ。でも、それはクールだったよ。

収録曲「Garden」のMV公開!

『Sweep It Into Space』はとてもクールなアルバムだ。典型的なように、Lou Barlow がアルバムの12曲のうち2曲を作曲して歌っており、Murph の純粋なフリンストン的なドラミングが地獄からのゴーカートのようにこのアルバムを牽引している。Lou Barlow の曲はいつものようにエレガントだ。「Garden」はミッドペースのバラードで、上品なギターが60年代のブリティッシュな雰囲気を醸し出している。このアルバムのクローザーである「You Wonder」は、”Blue Oyster Cult ならカントリー・チューンをどのように扱うだろうか?” という疑問への妙に優れた答えである。

J Mascis のトラックは、彼がしばしば辿る様々な方向性の中で流れ、開花していく。あるものは「I Met the Stones」のようなギターの遠吠えで、ヘンドリックスとアシュトンの中間のようなストリングスサウンド。あるものは、「And Me」のようなパワーバラードで、その歌詞は J Mascis によって考案され、カート・コバーンが借りたことで有名なアトマイズされている。また、「Take It Back」のような変則的な曲もあり、ブルービートのリズムで始まるこの曲は、キース・リチャーズのジャマイカ探検を思い起こさせる (少なくとも)。

『Sweep It Into Space』ストリーミング

しかし、目隠しをして針を落とした Dinosaur Jr. の演奏を聴いていることに気づかないような瞬間はほとんどない。彼らにはストゥーゲスやソニック・ユース、ディスチャージと同じくらいのシグネチャー・サウンドがある。彼らは『Sweep It Into Space』で、中心的なコアを失うことなく、自分たちの世界を広げ続けている。だから、もしあなたが宇宙に飛び込んだことがあったら、これらの曲がプレイリストに入っていることを願うばかりだ。

tracklist:
1.I Ain’t
2.I Met The Stones
3.To Be Waiting
4.I Ran Away
5.Garden
6.Hide Another Round
7.And Me
8.I Expect It Always
9.Take It Back
10.N Say
11.Walking To You
12.You Wonder