ロンドンの5人組バンド The Last Dinner Party、セカンドアルバム『From The Pyre』を 10/17 リリース！リードシングル「This is the Killer Speaking」のミュージックビデオを公開しました。バンドは本作について、次のように述べています。
先行シングル「This is the Killer Speaking」のMV公開！
このアルバムは物語の集まりであり、“アルバム＝神話” というコンセプトがそれらを結びつけています。『The Pyre（火葬の炎）』は、そうした物語が生まれる象徴的な場所。暴力や破壊の場であると同時に、再生、情熱、光が宿る場所でもあります。
楽曲はキャラクター主体で描かれていますが、非常に個人的でもあります。日常的な出来事を、病的なまでに極端な形で表現しました。たとえば “ゴースティング（音信不通）” は、殺し屋と踊る西部劇のようになり、“失恋”は終末を前にして笑い飛ばされます。
歌詞には、ライフル、鎌、水夫、聖人、カウボーイ、大洪水、母なる大地、ジャンヌ・ダルク、そして燃え盛る炎などが登場します。私たちは、そうしたイメージが自分たちの経験を語るうえで最も正直で真実味のある方法だと感じました。それぞれの出来事にふさわしい感情の重みを与えるために。
この作品は以前よりも少しダークで、より生々しく、より地に足のついたものになっています。華やかな食卓に着くのではなく、崇高な風景を見つめながら語るような感覚です。また、ところどころメタ的で遊び心もあり、自分たち自身を鏡越しに見つめ返すような “分かってる風” のウィンクも含まれています。
