元black midi のメンバーによる新バンド My New Band Believe、デビューアルバムを 4/10 リリース!

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元 black midi のベーシストであり時にフロントマンも務めたキャメロン・ピクトンによる新バンド My New Band Believe がデビューアルバム『My New Band Believe』を Rough Trade Records から 4/10 リリース!先行シングル「Numerology」のミュージックビデオを公開しました。先行トラック「Numerology」はアルバム未収録の特別シングルで、限定盤LPのボーナス10インチやデラックスCDにも収録されます。

My New Band Believe のデビューアルバムは、まるで熱にうなされた夢のような状態から始まりました。中国のホテルの一室で突然の病に苦しんでいたキャメロン・ピクトンは、奇妙なイメージや断片的な言葉の奔流に襲われます。その後、彼はそれらの断片を楽曲として形にしていきましたが、特に強く心に残ったのが「My New Band Believe」という不思議なフレーズでした。

black midi のベーシスト兼フロントマンとして活動していた頃、ピクトンとバンドは、緻密な物語性を制御された混沌の中に織り込む、爆発的な音楽的世界観を築いてきました。バンドが2023年に活動を終えた後、彼はすぐにソロ作品を作る気にも、新しいバンドに飛び込む気にもなれませんでした。完全なチームの一員でもなく、明確なバンドリーダーでもないという立場のままスタジオに入ったことが、やがて My New Band Believe の芽を生むことになります。

本作は、black midi 時代の作品と同様に壮大で華やかですが、より軽やかなサウンドが特徴です。アルバムの大部分はアコースティックで構成され、リバーブや電子的エフェクトも最小限に抑えられています。しかし、そうした控えめな手法が音楽のスケール感を損なうことはありません。むしろ、音の鮮明さがダイナミズムを際立たせています。フルストリングスの支えのもと、各楽曲は形を成し、散らばり、再び集結しながら、一曲の高揚が次の楽曲の奔流へと雪崩れ込んでいきます。

先行シングル「Numerology」は、踊り出したくなるような楽曲です。疾走感あるインストゥルメンタル・ダンスミュージックの上で、ピクトンは偶然性やリスクを受け入れ、破滅の可能性を見つめながらも、楽しさと危険のスリルへと身を委ねています。
バンドのデビュー作は、巨大で幻覚的なアルバムです。さまざまな感情やテーマを行き来しながら、夢の論理に貫かれた一本の糸を紡いでいきます。ピクトンは信頼しきれないながらも魅力的な語り手であり、キラン・レナード、カイウス・ウィリアムズ、スティーヴ・ノーブル、アンドリュー・チータムら豪華な演奏陣とともに、急速に展開していくバンド独自の多元宇宙へとリスナーを導きます。

My New Band Believe において、彼はバンドリーダーとしての自立を果たすと同時に、矛盾し断片的でヒステリックなアイデアをまとめ上げ、新たな意味を持つ音楽へと昇華させています。

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