フランス・パリ出身のシンガーソングライター/プロデューサー Oklou、NPR Music の人気企画 Tiny Desk Concert に出演したパフォーマンス映像が公開！Tiny Desk に出演するわずか数日前、Oklou のメアリールー・メイニエルは、生後5か月の赤ちゃんとともにパリの自宅からニューヨークへ飛びました。そこで初めて8人編成の合唱団と対面し、4曲を完全に再構築したバージョンのリハーサルを行ったのです。
狙いは、Oklou の魅惑的なデビューアルバム『Choke Enough』にあるエレクトロニクスや強めのオートチューンをそぎ落としつつ、サウンドの冒険心はしっかりと残すこと。そして全員がワシントンD.C.に到着する頃には、その答えが見えていました。今回のセットは主にピアノ、アコースティックギター、そして長さ約2メートルのマリンバが中心。合唱団はコーラスだけでなく、パッドのような質感や効果音も担います。例えば、ビニールのプチプチや小枝を使い、“焚き火のパチパチ音” を作り出すなど。
楽曲アレンジを手がけた Casey MQ が Oklou を支えながら、「blade bird」や「ict」といったシンセ色の強いポップ曲を、深い内省を湛えたアコースティック・フォークへと変貌させます。「harvest sky」はテンポを落とし、余白のあるアレンジで、Oklou が リコーダーでメインメロディを奏でます。さらに、『Choke Enough』のデラックス版に収録予定の未発表曲「what’s good」も披露。
