米カリフォルニア出身のシンガーソングライター Jay Som、ニューアルバム『Belong』を Lucky Number から 10/10 リリース!Hayley Williams をフィーチャーした「Past Lives」を公開しました。2019年の『Anak Ko』以来の約5年間の生活と仕事を、曲そのものだけでなく制作プロセスにも反映させ、Melina Duterte(別名 Jay Som)は、自身や記憶に音楽を開きました。ミュージシャン、プロデューサー、パフォーマーとしての経験を活かし、青春時代のサウンドを再訪するように曲を書き上げています。
Jim Adkins をフィーチャーした「Float」のMV公開!
収録曲「What You Need」のMV公開!
これまでの Jay Som 作品にはない響きを持つ『Belong』は、自己定義と「居場所」について描いた全11曲から成る魅力的なアルバム。パワフルに弾けるパワーポップから、霞のように漂うバラード、電子音が光る実験的なトラック、会場を揺らすアンセムまでを自在に行き来します。
収録曲「A Million Reasons Why」を公開!
サンフランシスコ郊外でオルタナ・ロックのラジオを聴いて育った Jay Som は、10代の頃に2000年代初頭のポップパンクやエモのヒット曲を暗記するほど聞き込みました。その流れで「Float」には、彼女の憧れの一人である Jimmy Eat World の Jim Adkins がバックボーカルで参加。「Past Lives」には Hayley Williams が柔らかなハーモニーを重ね、Mini Trees の Lexi Vega は「Cards On The Table」に参加しています。これら3人は Jay Som にとって初のゲストボーカリストであり、Duterteが信頼する人たちと新しい挑戦をする意志を示しています。
収録曲「Cards On The Table」のMV公開!
前作以降、Melina は長年の夢だったレコーディングへの投資を自分自身に惜しみなく行いました。ヴィンテージの Neve コンソールを購入し、自宅録音エンジニアを超える存在になることを決意。その5年後の今では、Lucy Dacus の最新作『Forever Is A Feeling』をはじめ数々の作品でプロデュースやミックスを手がけ、Troye Sivan、No Rome、beabadoobee との共演、A24映画『I Saw the TV Glow』のサウンドトラックへの楽曲提供、さらに boygenius のアルバム『The Record』でグラミーを受賞し、その後ツアーメンバーとしても参加するなど、華やかな経歴を築いています。確かに Jay Som 名義の活動は一時的に休止していましたが、Melina 自身はこれまで以上に多忙を極めています。