NYのバンド Geese、サードアルバム『Getting Killed』を Partisan Records / Play It Again Sam から 9/26 リリース!先行シングル「Taxes」のミュージックビデオを公開しました。本作は、音楽フェスティバルで Kenneth Blume (Kenny Beats) から声をかけられたことをきっかけに、彼のロサンゼルスのスタジオで、わずか10日間というスピード感あふれるセッションで録音されました。
先行シングル「Taxes」のMV公開!
オーバーダビングの時間もほとんどなかったため、完成したアルバムは混沌としたコメディのような作品に仕上がっており、構造は雑然としつつも、明確なヴィジョンに導かれた情熱的な演奏が特徴です。ガレージロック風のリフにウクライナ合唱団のサンプルが重なり、金切り声のギターの背後ではかすかなドラムマシンが脈打ち、子守唄のような奇妙な楽曲の合間に激しく反復する実験的な音が差し込まれる——そんなサウンドの数々が繰り広げられます。
『Getting Killed』では、これまでにないほどの優しさと激しさを併せ持ち、クラシック・ロックへの愛を捨て去り、音楽そのものへの嫌悪感すら漂わせるような破壊的エネルギーが込められています。