ロンドンのオルタナロック・バンド Sorry、ニューアルバム『COSPLAY』を 11/7 リリース!

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ロンドンのオルタナロック・バンド Sorry、ニューアルバム『COSPLAY』を Domino から 11/7 リリース!ニューシングル「Echoes」のミュージックビデオを公開しました。マルチジャンル・グループの Sorry が、新作アルバム『COSPLAY』を11月7日にリリースすると発表しました。『COSPLAY』は、これまでのキャリアで彼ら自身が築いてきた枠組みを、徹底的に消し去り、そして描き直す作品です。そこは誰もが誰にでもなれる世界――過去でも現在でも、現実でも想像でも、生きていても亡くなっていても構わない――Sorry を束縛から解き放つアルバムです。

収録曲「JIVE」のMV公開!

『COSPLAY』は、Sorry が長年貫いてきた “何でもあり” のアプローチの集大成。目まぐるしいほど多様なアイデア、変装、策略が渦を巻き、バンド史上もっともスリリングで心に迫るアルバムへと凝縮されています。本作は、2022年の『Anywhere But Here』、そして2020年のデビュー作『925』に続く作品。新曲群は、彼ら自身のUK単独ツアーや Fontaines D.C. のサポートツアーで試され、磨き上げられました。『COSPLAY』で交錯する複数の世界は、常に「予想」という概念を裏切ってきた Sorry にとっての必然的な進化です。複数のスタジオで、多くのコラボレーターと共に録音することで、作品全体に多彩な質感が加わっています。

収録曲「Jetplane」のMV公開!

アルバムの重要な一曲「Echoes」は、少年がトンネルに向かって “エコー” と叫び、その返事を待つという詩から着想を得ています。Sorry はこのアイデアを発展させ、愛に溺れる中で “エコー” が第三者として関係の中に入り込み、自分なのか相手なのか分からなくなるという曲に仕上げました。フック部分は「生きる指針であり、死ぬまでの信条」とも言えるようなマントラのように歌われ、これまでで最も美しいソングライティングに支えられています。重なり合う引用やモチーフが、一つの簡潔で胸を打つ瞬間へと収束しており、バンドの明確な進化を示す楽曲です。ボーカルのアシャ・ロレンツはこう語ります。

蝶の保護区で会おう。エコー。

この曲は、すでに公開され好評を得た「Waxwing」と「Jetplane」に続くもので、どちらもアルバムに収録されます。境界を恐れずに曖昧にするバンドの姿勢が高く評価されたこれらの楽曲に続き、『COSPLAY』ではさらにその姿勢が貫かれます。Guided By Voices の曲を有名人の退廃を歌う作品に作り替えたり、世界で最も知られたアニメキャラクターをセイレーンの歌に潜む影として描いたり、理論物理学を骨太なロックソングに変換したり――そのすべてがここに詰まっています。

バンドは今後、The Maccabees のUK&アイルランド・ツアーに帯同し、8月24日には All Points East でのパフォーマンスも予定されています。

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