オーストラリアのジャズ・ファンク・バンド Mildlife、3年ぶりの新曲「Return To Centaurus」をリリース!

2023.09.12

オーストラリアはメルボルンの4人組ジャズ・ファンク・バンド Mildlife (マイルドライフ) がニューシングル「Return To Centaurus」を Heavenly Recordings からリリース!「Return to Centaurus」は、ARIA賞を受賞した2020年のセカンド・アルバム『Automatic』のリリース以来の新曲です。ドローンのようなシンセとクラフトワーク風のヴォコーダーの壁で幕を開ける「Return to Centaurus」は、サイケデリックなスペース・ロックから、フックの効いたアシッド・ファンクのメルトダウンへと、10分という長い時間の中で華麗に進化していく。

ベルベットに包まれたゆったりとしたベースライン、きらびやかでファンクなギターリフ、そして複雑な形態学的パーカッションに彩られたこの曲は、70年代のサイケデリック・サウンドやコズミック・サウンドに対する Mildlife の揺るぎない憧れを凝縮したもので、Ennio Morricone や Giorgio Moroder と同様に、Sun Ra や Alice Coltrane にも多大な影響を受けている。

地球に最も近い2つの恒星、プロキシマとアルファ・ケンタウリの本拠地である「Return To Centaurus」は、地球に縛られたイメージではなく、より高尚で壮大であると同時に、より分子的で微視的な自然のイメージを想起させる。ここでは、Mildlife の探索的で星を飛び回るようなコスモ・ジャズは、超巨大な超巨星から極小のミトコンドリアまで、宇宙と完全に調和しているように感じられる。

この2つの間の糸は常にそこにあり、目に見えないが遍在し、思ったほど遠くなく、ただ表現されるのを待っていることを示唆している。無限、無限、宮殿のような「Return to Centaurus」は、宇宙全体が誕生するのに十分な広さを感じさせ、Mildlife が未知の世界へ果敢に足を踏み入れたことを表現している。

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