ロンドンの覆面6人組フォーク・バンド Tapir! 新作EP『Act 2』をリリース!

2023.08.29

ロンドンの覆面6人組フォーク・バンド Tapir! 新作EP『Act 2』をリリース!

ロンドンを拠点に活動する覆面6人組フォーク・バンド Tapir! が新作EP『Act 2 (Their God)』を Heavenly Recordings から 8/29 リリース!収録曲「Gymnopédie」のミュージックビデオを公開しました。エレガントな「Gymnopédie」は、Erik Satie と Woody Guthrie、そして海辺で裸で踊る古代ギリシャの祭典「ジムノペディア」を引用している。機能不全に陥った天国の叙情的なヴィジョンを瑞々しいワルツ・タイムのバッキング・トラックに乗せ、曲のクライマックスでは、崖っぷちで演奏されているような輝かしいローファイ・シンフォニーへと展開する。

天国では、部屋はネズミでいっぱいで、ベッドのシーツにはパンくずが入っていて、イエスにはアタマジラミがいたそうだ。

Tapir! は、Harry Nilsson、Randy Newman、spellling のストーリーテリングにインスパイアされ、ギター、ドラムマシン、ヴォーカルがたゆたう中、彼らの優しい歌は、フォーク的な魅力とアンブロシアルなメロディアで輝いている。バンドはMVについて、次のように説明しています。

このミュージック・ビデオは、巡礼者というフィクションの物語を現実の世界に置き換えている。草原を横断し、冥界を突っ切った主人公は、浜辺で作業中の映画のセットに出くわす。ここで彼らは第2幕の物語の再現の一部となり、ピュロスのダンサーに囲まれて象徴的な洗礼を受け、ファム・イエスから聖餐を受ける。このビデオは、巡礼者の旅を余すところなく捉えた、アルバムのコンパニオン・フィルムの一部となる。

My Life Is Big x state51 Factory のセッションに出演したライブ映像が公開!

彼らのDIY精神と遊び心を維持するために、バンドは、絵画、セットデザイン、サウンドスケープ、衣装、短編映画、マスク、アニメーション、人形劇、演劇など、学際的なアプローチで様々な媒体の作品を発表する予定だ。前作『Act1』と同様、このアプローチは「Gymnopédie」でも継続されており、ビデオは彼らのアート集団「My Life is Big」を通してバンドが自主撮影、自主監督、自主制作したもので、今回もヴォーカルの Ike Gray がEPのために手描きのアートワークを提供している。

Tapir! のメンバー Ike Gray は今回のEPについて次のように語っています。

このEPは最もメロドラマ的でシアトリカルな作品だと思う。感情やフィーリングを、(僕らの場合は文字どおり)思い切り押し出すことにユーモアを見出すことができると思う。「Eidolon」は Walt Whitman の詩から、「Gymnopedie」は Erik Satie から、そして「Broken Ark」は聖書からインスピレーションを得ている。ほとんどの曲はずいぶん前に書いたんだけど、どの曲も一緒になってプロジェクトの物語に溶け込む方法を見つけたのが気に入ってるんだ。

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