エレクトロポップ・ディーヴァ Zola Jesus (ゾラ・ジーザス) 黒沢明監督作品にインスパイアを受けた新作をリリース!

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​ロシアの血を引く、ゾラ・ジーザス。ロシアにある広大な針葉樹林のことを指す言葉”タイガ”をアルバム・タイトルに冠した彼女の4枚目となるニュー・アルバムは、自身のルーツを見つめた作品となった。故郷のUSウィスコンシン州にも同種の針葉樹の森があり、幼い頃からそこで長い時間を過ごしたという彼女にとって、タイガは自分のルーツのようなもの。そして黒澤明監督の日本と旧ソ連の合作映画『デルス・ウザーラ』(’75年)にも大きくインスパイアを受けたという。

ゾラ・ジーザスに黒沢監督について、映画『デルス・ウザーラ』について語ってもらった。

「クロサワは伝説的な映画監督のひとりで、いまの現代映画で彼の影響を受けてない映画はない位、重要で影響力の大きい人。『デルス・ウザーラ』は私の好きな黒澤映画で、ニュー・アルバムの制作でも大いに刺激を受けたわ。シベリアの未開の地を調査するというテーマをはじめ、この映画に彼がこめた情熱を感じ、彼にとってもこの作品を実現するのはいつもと違って生半可なことではなかったのが想像出来るわ。

『デルズ・ウザーラ』では過去と未来の対立構造が、全く異質な二人の男性によって具現化されていて、彼らは予期しない形で意気投合し、結局のところ二人にはそんなに違いがないと悟ることになる。思うに鏡の中の自分みたいなもので、自分自身を別の時空から見ているような感じ。つまり別の未来もしくは別の過去。また、私は極東ロシアのネイティブの人達にすごく魅かれていて、クロサワが、その民族を讃えているこのような映画に労を惜しまなかった事を素晴らしく思うわ。」

デヴィッド・リンチ、オービタル等とのコラボ等の後に制作された本作のサウンドは、ゴシックを突き抜け、エレクトロポップのディーヴァへ羽ばたく荘厳な作品となった。シングル「デンジャラス・デイズ」はピッチフォークでベスト・ニュー・トラックを獲得している。

「ゴシック的壮大さから抜け出たエレクトロポップの一大アンセム」- Pitchfork

■アルバム・タイトル:Taiga(タイガ)とは。
US生まれでロシアの血を引く彼女。ロシア語で、ロシアにある”広大な針葉樹林”の意。彼女自身もUSウィスコンシン州もの広大な針葉樹林の中で生まれ育った。

「Taigaはロシア語で北方にある森林のことを言うの。私にとってこの言葉はすごく生き生きとしてて、拡がりのある言葉だわ。手つかずで、私達がいなくとも全く関係なく存在して行ける世界。私が育ったノーザン・ウィスコンシンにもその”タイガ”の森があったし、私の祖先のルーツであるロシアにも。だからTaigaは私にとってすごく当たり前に感じるのね」-

■プロデューサー:ディーン・ハーレー
(デヴィッド・リンチ、デンジャー・マウス、スパークルホース)

■今作に関して
「私にとってこの作品がデビュー・アルバムの様なもの。だって初めてとても解放された気持ちでアルバムを作ることができたから。」- Zola Jesus

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■バイオグラフィー
ゾラ・ジーザスは、ロシアの血を引くニカ・ダニロワのソロ・プロジェクト。また「ゾラ」はフランスの作家エミール・ゾラからとられた。’89年生。US中西部のウィスコンシン州出身で、豊かな森の中で育ち、7歳よりオペラを学び始める。2009年にアルバム・デビュー。2010年セカンド・アルバムをリリース。The XX等とツアー。ピッチフォーク、WIRE等から大絶賛され、NMEでは年間ベストアルバムの7位を獲得した。3rdアルバムでは、デヴィッド・リンチがリミックスを手がける。グライムと並び、エクスペリメンタル・デーヴァとして大きな注目を集める。また、M83の『Intro』(2011年)、オービタル『New France』(2012年)にコラボレーション参加。4thアルバムとなる本作で、ゴシックを抜けた一大エレクトロ・ポップと評される。

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