ペルーのプロデューサー Sofia Kourtesis、新作EP『Volver』を 8/1 リリース！
ベルリンを拠点に活動するペルーのDJ、Sofia Kourtesis (ソフィア・コルテシス) が新作EP『Volver』を Ninja Tune から 8/1 リリース！Daphni とコラボした先行シングル「Unidos (with Daphni)」を公開しました。この曲について、ソフィアのようにコメントしています。
「Unidos」は、“私たちは共にあることでどれほど強くなれるか” という力と美しさをテーマにしています。私はずっとダンの放つ光や美しい輝きを尊敬してきました。彼は私のヒーローであり、とても寛大なのにそれを声高にアピールしたりしないんです。
Daphni は次のようにコメントしています。
ソフィアがこの曲のデモを送ってくれたんだけど、聴いた瞬間に “これはヤバい曲だ” って分かったよ。はっきり言うと、この曲の良いアイデアはすべてソフィアのもので、僕はドラムを足してアレンジを少し調整しただけさ。
『Volver EP』についてソフィアは次のように語ります。
このEP『Volver』は、LGBT+コミュニティ、そしてこの数年のあいだに私が出会った素晴らしいトランス女性たちへのトリビュートです。
彼女たちは憎しみや危険に満ちた世界の中でも勇敢に存在し、最も脆弱な人々──特にラテンアメリカの腐敗した医療・治安制度の“壁の内側”にいる人々──に光をもたらしてくれました。
EPタイトルの「Volver（＝戻る）」にふさわしく、ソフィアはこの制作過程を「ペドロ・アルモドバル映画のようだった」と表現します。それは混沌と痛み、そして最終的には喜びに満ちた経験。彼女はドイツとペルーという2つの拠点を行き来しながら、常に状況が劇的に変化する中で作業を行いました。
この間、世界ツアーで大きな会場でのライブを重ね、ドイツや南米の地域コミュニティと関わり続け、母親のケアも継続し、さらには医学の勉強を始める決意までしています。ソフィア・クルテシスが特別なアーティストである理由は、その音楽のすみずみに “生” が詰まっているからです。このEPでは、その魅力がこれまで以上に濃密に、圧倒的なスピリットとして表れています。
