ロンドンの3人組 bar italia、ニューアルバム『Some Like It Hot』を 10/17 リリース!

|

ロンドンのオルタナロック・トリオ bar italia、ニューアルバム『Some Like It Hot』を Matador Records から 10/17 リリース!セカンドシングル「Fundraiser」のミュージックビデオを公開しました。『お熱いのがお好き(Some Like It Hot)』 は、1959年に公開された映画で、マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモンが出演し、はみ出し者のミュージシャンたちの冒険を描いた作品です。ユーモラスでセクシー、エネルギッシュで普遍的——三人のスターが全力で魅せるショーケースとなっています。

先行シングル「cowbella」のMV公開!

そして『Some Like It Hot』は、ロンドンの3人組バンド bar italia が2025年10月17日に Matador Records からリリースする新作アルバムのタイトルでもあります。この二つの作品の間には偶然ではない共通点があるのかもしれません。アルバムはロマンや陰謀、自己発見、そして陶酔感に満ち、情欲的なロック、魅惑的なフォークポップ、酔いどれのようなバラード、そして思いがけない瞬間が午後5時の陽光のように差し込むような音楽で脈打っています。本作は、Nina Cristante、Jezmi Tarik Fehmi、Sam Fenton の3人のシンガーソングライターが、自らのアンダーグラウンド的なルーツを超え、大胆でシネマティックな地平を切り開いた共同の内的世界の結晶です。

三人のシナジーはそのDNAに刻まれています。

Cristante は、俳優的な感性をボーカルに持ち込み、甘美な表現(「Marble Arch」)から憑依的で激しい表現(「rooster」)まで幅広く操ります。

Fehmi は、空気のように漂う憂いを帯びたバリトン(「Lioness」)から、マイクをかじるようなメガホン・スタイルの激情(「omni shambles」)までを行き来します。

Fenton は、かすかなテノールで神秘的な旋律性とソウルフルな歌唱を同じ8小節の中で行き来する(「Plastered」)という自在さを見せます。

彼らのサウンドは、絶え間ないソングライティングとツアー活動の中で磨き上げられました。2023〜2024年の間に世界で160公演以上をこなし、神秘性を脱ぎ捨て、複数のアンコールを繰り返すエネルギッシュな5人編成のライヴバンドへと進化しました。フェスのモッシュピットを煽る瞬間も、張り詰めた静寂の中での演奏も同じように自在にこなします。

bar italia は、真剣で心のこもったテーマを、パフォーマンスの楽しさと融合させました。これらの楽曲は、個性や癖を巨大なコーラスへと変容させ、自己表現や感情、演劇性を自在に操りながら、その境界線を曖昧にします。1959年のハリウッド映画が最後に残した不朽の台詞「誰だって完璧じゃないのよ(Well, nobody’s perfect.)」にちなんだこのアルバムは、しかしその“完璧”に限りなく近づいています。

関連記事
イベント情報