Bibio、記念すべき10枚目のアルバム『Bib10』を 10/21 リリース!

Photo by Matt Peers 2022

イギリスのプロデューサー Bibio (ビビオ)、自らの節目を “祝福” の音で祝う記念すべき10枚目のアルバム『Bib10』を Warp Records から 10/21 リリース!先行シングル「Off Goes The Light」のリリックビデオを公開しました。節目のアルバムとなる本作について、Bibio は以下のように述べている。

ここ数年、ギター、特にヴィンテージ・ギターへのこだわりが強くなってきた。このアルバムはギターへのオードであり、ギターはより大きな構造の積み木のようなもので、それぞれのギターの音色や色の微妙な変化や違いが、アルバムをよりニュアンス豊かなものにしています。それ自体はギターアルバムとは思っていないのですが、すべての曲の土台はギターだと感じています。

“10” は節目のアルバムということで、よりパーティー感のあるアルバムにしたかったんだと思います。ドリーミーでメランコリーな瞬間もあるけれど、楽しさや遊び心もたくさん詰まっている。この中の曲でみんなが立ち上がって踊ってくれたら嬉しいな。

先行シングル「Off Goes The Light」のリリックビデオを公開!

Bibio にとって10枚目となるスタジオアルバム『BIB10』は、作品の制作を通して、エレクトロニカ、アンビエント、フォーク、ポップ、インディー、ファンク、ソウル、その他彼が模索しようと決めたあらゆるサウンドを実に優雅に飛び回ってみせている。2019年のアルバム『Ribbons』は、彼自身が「サイケ・フォーク」の雰囲気を纏った「オーガニックでウッディなサウンド」と語る作品だが、今作『BIB10』では制作初期の段階からシンセ、ドラムマシン、エレクトリックギターを多用したサウンドにしようと決めていたという。

このアルバムではよりなめらかで光沢のあるサウンドを目指した。でもソフトウェアでプログラムされた隙のなさとは違う。スタジオ制作において、僕は主に60年代、70年代、80年代の作品がそれぞれ個性を放っていた時代からインスピレーションを得ている。人間らしさを失わずに、より洗練されたサウンドを表現する、というのは初期の段階から信念のひとつだった。

その結果、アルバムはヘビィなグルーヴや催眠術のように渦巻くギターのループ、軽快なファンクビート、絹のようになめらかな音色のディスコ、質感のあるソウルの探求という唯一無二な、Bibio 以外何者でも出せないサウンドを完成させた。彼の織りなす音色は豊かで深みがあり、共鳴し、放射状に広がる温かみを周囲に呼び起こす。

このことが明確に表れている楽曲のひとつにオープニングトラックの「Off Goes the Light」がある。この曲ではウィルキンソンの卓越したヴォーカルが連動するギターのメロディと没入感のあるシンセのサウンドスケープに美しく融合している。一方「Potion」では、プリンスを意識していて、よりハイレベルで斬新なヴォーカル領域を押し広げている(セルフタイトルであるセカンド・アルバムはとりわけプリンスのアルバムから影響を受けている)。つまり音域だけでなく、全体的なフィーリングを介した未来的なエレクトロニックファンクが広がっているのだ。

このことは、オープニングトラックの「Off Goes the Light」でも明らかだ。この曲では自身の卓越したヴォーカルが連動するギターのメロディと没入感のあるシンセのサウンドスケープに美しく融合している。このアルバムは、一聴するとビビオの作品群の中でも、最もエレクトロニックな作品のように感じられるが、その基盤となる部分にはしっかりとギターの存在を感じられる。「ここ何年かで特にヴィンテージギターに夢中になった」と Bibio は語る。

このアルバムはこれまでと全く異なる形をとったギターへの讃歌なんだ。より大きな構造にパーツのように積み重なるギターは、それぞれの音色と個性の微妙なバリエーションの違いによってアルバムに絶妙なニュアンスを醸し出すように意識した。ギターが主役のアルバムだとは思っていないが、すべての楽曲の土台となっているのはギターだと感じてる。

10枚目のアルバムによって、Bibio の根底にある精神がこれまで以上に明確になった。このアルバムはこれまでの歩みのエッセンスを捉えたレコードであり、音楽の個性とスタイルが際立ち、過去とつながりを保ちながらも新たな境地を探求し、地平線の先を見据えている。つまりこれは様々な意味合いで “祝福” のレコードなのである。

10枚目というのはマイルストーンと言えるアルバム。だからパーティーのような賑やかなアルバムにしたかったんだ。夢心地でメランコリーな瞬間もあるけど、このアルバムにはたくさんの楽しさと遊び心が詰まってる。これを聴いてみんなが顔を上げ、曲に合わせて踊ってくれることを願っている。

アルバムには、ベルリンのシンガー/プロデューサー Olivier St Louis とコラボレーションした「S.O.L」、「Fools」などを含む全11曲を収録。

1.Off Goes The Light
2.Potion
3.Sharratt
4.Rain and Shine
5.Bibio & Olivier St Louis – S.O.L
6.Cinnamon Cinematic
7.Even More Excuses
8.A Sanctimonious Song
9.Lost Somewhere
10.Phonograph
11.Bibio & Olivier St Louis – Fools