コペンハーゲンの新世代バンド Communions、2ndアルバム『Pure Fabrication』をリリース!

2021.02.03

Communions

Photo by Lasse Dearman

デンマーク・コペンハーゲンの新世代バンド Communions (コミュニオンズ)、2ndアルバム『Pure Fabrication』を Tambourhinoceros から 4/23 リリース!先行シングル「Bird of Passage」のミュージックビデオを公開しました。コペンハーゲンを拠点に活動する Communion は、The Appleseed Cast や Preoccupations、Suede を彷彿とさせる、揺らめくような壮大なギターフックとエモーショナルなボーカルを通して、個人のアイデンティティがいかに大きな力と絡み合い、形作られているかを私たちに教えてくれます。

先行シングル「Bird of Passage」

収録曲「Cupid」の試聴が開始!

「Bird of Passage」は、変化と変動性というテーマを言葉で表現しようとしている。この曲は、Communions の2ndアルバム『Pure Fabrication』の中心にある自己理解というテーマを紹介しながら、彼らの個人的なアイデンティティと私たちのアイデンティティが、歴史と文化の中にどのように埋め込まれ、絡み合っているのかを示しています。

メンバーの Rehof は最初のコーラスで、「すべての努力において/生き残っているのは建築物だ/歴史において/人々は奴隷制度ではなく彫像を認識する傾向がある」と歌っている。しかし、Rehof は急上昇するコーラスに着地する前に、アイデンティティと変化をテーマにした比喩の数々を続けている。「私は自然の通りすがりの鳥だ / 私は覚えていない / 本当の私は誰なのか。」変貌する文化の海の中で、個人のアイデンティティとは何か?私たちが個性を主張すると同時に、私たちは歴史の風に運ばれていく「自然の鳥」に他ならない。

『Pure Fabrication』ストリーミング

「Bird of Passage」は、アイデンティティの危機と混乱についての個人的な声明であり、Rehof のデンマークからアメリカへの移住の経験に触発されています。Communions の Rehof 兄弟はデンマーク生まれですが、10代でコペンハーゲンに戻るまで11年間シアトルに住んでいました。『Pure Fabrication』は、15曲入りで1時間にも及ぶアルバムとなっており、文化の継承と自己発見をテーマにした、逆の青春ストーリーとなっている。これまでに行ってきた全ての実験がより成熟した形で実現したアルバムであり、これまでのリリースの中で最も良い面を全て取り入れたアルバム。

tracklist:
1.Bird Of Passage
2.Humdrum
3.Cupid
4.My Little Planet
5.Learn To Pray
6.Signs Of Life
7.Splendour
8.History (The Siren Song)
9.Blunder In The Street
10.Is This How Love Should Feel?
11.Hymn
12.Androgyny
13.Here And Now
14.Celebration
15.The Gift Of Music

関連記事