UKのポストパンク・バンド Working Men's Club、デビューアルバムをリリース!

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47分間のライブ・フィルムを公開!

2020.11.21

Working Men's Club

Photo by Andy Nicholson

ウェスト・ヨークシャー出身の男女4人組ポストパンク・バンド Working Men’s Club (ワーキング・メンズ・クラブ) がセルフタイトルのデビューアルバム『Working Men’s Club』を Heavenly Recordings から 10/2 リリース!ニューシングル「A.A.A.A.」の試聴が開始されました。社会主義を叫ぶTシャツを着て、ドラムマシン、シンセ、ペダル、氷のような視線で武装し、ドルドラムから飛び出してきたのは Working Men’s Club と、彼らのデビューアルバムだ。(アルバムは当初 6/5 リリース予定でしたが、新型コロナの影響を受けてリリースが秋に延期されている) プロデューサーには Ross Orton (The Fall, M.I.A., Arctic Monkeys) を迎え、鋭くて繊細なプロダクションで全面バックアップ。

ニューシングル「A.A.A.A.」の試聴が開始!

Working Men’s Club というバンド名は、18歳のバンドリーダー/シンガーの Sydney Minsky-Sargeant (シドニーミンスキーサージェント) が、かつて忍び込んできたコミュニティが運営するウッドパネル張りの会場にちなんで名付けられた。アルバムには彼らのキラーチューン「Teeth」、先行曲「White Rooms and People」を含む全10曲を収録する。彼らの名を冠したこのアルバムは、カルダー・バレーの落ち着きのなさと生のシェフィールド・スティールが同居しており、フロアを埋め尽くすようなビートにホーンをロックするギター、ドラムを装ったシンセサイザー、そしてオートンの鋭くも繊細なプロダクションによって可能性を最大限に引き出した Minsky-Sargeant のスクラッチのような電撃的なベッドルーム・デモなどが収録されている。

収録曲「Valleys」のMV公開!

デビューシングル「Teeth」

その中でも特に目を引くのは、「この世で最も幸運な男、サルフォードの吟遊詩人である彼自身もいつかは死ぬだろう」という認識を中心とした John Cooper Clarke のような存在感のあるグルーヴだ。オレンジジュースのようなヴォーカルの「White Rooms and People」、別世界の失われた Joy Division のナンバーのような「Cook A Coffee」、そして熱狂的な「A.A.A.A.A.」などが続く。

収録曲「John Cooper Clarke」のMV公開!

アルバム『Working Men’s Club』ストリーミング

21分間の『MEGAMIX』ライブ映像を公開!

この新しいミックス『MEGAMIX』は、フロントマンの Sydney Minksy-Sargeant とプロデューサーの Ross Orton によって作成されたもので、アルバムのエレクトロニックなリワークが凝縮された形になっています。Minksy-Sargeant は声明の中で次のように述べています。

このアルバムを予約してくれた人たちに何かをプレゼントしたいと思っていたんだ。最初は、まだ出てもいないアルバムをリミックスするなんて、ちょっとクレイジーなアイデアだと思っていたんだ。でも、一度やってみようと思ったんだ。アルバムのいくつかの部分を使っているけど、曲の異なるバージョンを使っているんだ…アルバムがどんなものなのか、バンドの未来についての洞察を与えてくれるけど、完全に排他的なものでもあるんだ。それは非常に独自のものなんだ。

MEGAMIX』は彼らのウェブサイトで1週間ストリーミング配信される予定だが、ファンは Working Men’s Club のアルバムを予約注文することで無料でダウンロードすることができる。

tracklist:
1. Valleys
2. A.A.A.A.
3. John Cooper Clarke
4. White Rooms and People
5. Outside
6. Be My Guest
7. Tomorrow
8. Cook a Coffee
9. Teeth
10. Angel