Squarepusher、ニューアルバム『Be Up A Hello』をリリース!

2019.11.21

Squarepusher

Photo by Donald Milne

常に新しい響きと新たな試みを求め、リスナーに驚きと衝撃を与え続けているアーティスト Squarepusher (スクエアプッシャー) がニューアルバム『Be Up A Hello』を Warp から 1/31 リリース!先行シングル「Vortrack」を公開しました。また同楽曲の Fracture Remix も公開。このシングルは両A面の限定12インチとしても発売される。アルバムには先行シングルを含む全9曲を収録する。

〈Warp Records〉が30周年を迎えた2019年、レーベルメイトのワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオとともに3都市を巡った30周年記念イベント『WXAXRXP DJS』では、自身の楽曲群を用いて「もはやライヴでは?」と思わせるほどアッパーな高速ドリルンベース・セットを披露し、満員のオーディエンスを熱狂させたことも記憶に新しいスクエアプッシャー。そのセットにも組み込まれていた未発表の新曲も本作『Be Up A Hello』に収録となる。

狂気じみたそのパフォーマンスには、直感と初期衝動に従って一気に完成させたというこの最新作の存在があり、本作を特徴付けた大きな要因に、90年代のアナログ機材を多用したという事実がある。エレクトロニック・ミュージックに目覚めた当時の思いや記憶を綴った日記のようでもあり、いつになくメロディアスで聞きやすい曲もあるのは確かだ。しかし、やはりその内容はスクエアプッシャーの音楽以外のなにものでもない。強烈で、スピーディで、目まぐるしくて、刺激的で、先の予測のつかないスクエアプッシャーの音楽だ。そして映像クリエイターのザック・ノーマンとトム自身がデザインしたアルバム・ジャケットには、『Do You Know Squarepusher』以来初めて、スクエアプッシャーのアイコニックなロゴも登場する。

収録曲「Nervelevers」の試聴が開始!

自分がエレクトロニック・ミュージックを書き始めた頃、つまり90年代に自分が使っていた、そういう機材を使って新作を作りたいと思った。とにかくやりたかったのは、何かに取り組み、仕上げ、そして次に進む、ということ。今回のアルバムは直球で、インパクトに満ちた響きにしたかったんだ。
– SQUAREPUSHER

真鍋大度が監督を手掛けた「Terminal Slam」のMVが公開!

収録曲「Terminal Slam」の映像はスクエアプッシャーの長年のコラボレーターでもある真鍋大度 (Rhizomatiks) が監督。ライゾマティクスのディレクターであり、創設者のひとりでもある彼は、国内外の様々なアーティストとのコラボレーションを行う日本が世界に誇るアーティスト、プログラマー、DJ。スクエアプッシャーと真鍋は2013年のスクエアプッシャー x Z-MACHINESのプロジェクトで初めてコラボレート、2015年の来日公演では真鍋がオープニングアクトを務め、2017年のソニックマニアで披露されたショバリーダー・ワンのライブではビジュアルセットをライゾマティクスチームが担当するなど、親交を深めてきた。

遠い未来ではなく近い未来を現代の技術を駆使して実装しよう、というところからアイディアが始まり、近未来の広告をテーマに議論して制作しました。最後の最後までSquarepusher本人にたくさんの細かいフィードバックをもらいながら映像表現を調整しました。彼のグリッチやインタラクションに対するクリエイティブなこだわりをチーム全体で享受でき、非常にエキサイティングな制作でした。また今回、撮影した動画の中に含まれる人やオブジェクト、広告を、AIを駆使して自動認識させ、それらを現実から消去したり、広告を別のものに置き換えるなどの処理をしています。かなり近い将来、デバイスを装着して街中を歩きながら今回のMVと同じように広告を自由に書き換える体験が出来るなと思いワクワクしています。
ー 真鍋大度 (Rhizomatiks)

アルバム『Be Up A Hello』のストリーミング

最新アルバム『Be Up A Hello』は、2020年1月31日(金) 発売。国内盤にはボーナストラックが追加収録され、解説書が封入させる。また数量限定でオリジナルTシャツセットも発売決定!2017年に発表した Squarepusher のライブ・グループ Shobaleader One 名義のアルバム『Elektrac』以来約3年ぶりのスタジオアルバム。

tracklist:
1.Oberlove
2.Hitsonu
3.Nervelevers
4.Speedcrank
5.Detroit People Mover
6.Vortrack
7.Terminal Slam
8.Mekrev Bass
9.80 Ondula

Be Up A Hello [解説 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC624)
Squarepusher スクエアプッシャー
BEAT RECORDS / WARP RECORDS (2020-01-31)
売り上げランキング: 18,653
関連記事
イベント情報
  • elijah woods (イライジャ・ウッズ) 初来日公演

  • バックストリート・ボーイズのニック・カーター、13年振りのソロ来日公演

  • Jungle 来日公演

  • NewJeans 初の単独公演「Bunnies Camp 2024 Tokyo Dome」

  • Incubus (インキュバス)

  • IDLES の単独来日公演が2025年1月に開催決定!