J.D. サリンジャーの小説のように無垢な物語をインディー・ポップで描写したドリーミー・インディー・ポップ・バンド Other Too Pure Songs

J.D. サリンジャーの小説のように無垢な物語をインディー・ポップで描写したドリーミー・インディー・ポップ・バンド 。Pastel Blue の解散から遂に集結したメンバーによる限定300枚7インチ!Wallflower の土屋雅巳とヴォーカルの長谷川佳澄が現10代の頃に出会い、その後 Nico (Ladyflash)、HAPPY (Post Modern Team.) が加入し、slowdive や初期スーパーカーなどのインディーロックや Sarah Records に影響を Pastel Blue というバンドを結成。バンドは短い期間に「Younger Saints」「Cerulean」といった名曲を残したが、諸事情により活動を休止することになる。

Pastel Blueメンバーのうち、土屋は他のメンバーを集め、Wallflower(ウォールフラワー)としての活動を開始させる、すぐにThe Pains Of Being Pure At Heartのキップ・バーマンのラブコールを受け、来日公演のサポートを果たし、Alpaca Sports来日公演サポートやManic Sheep主宰の台湾ライブも成功させ、2015年にはNYC Popfest出演を見事果たした。Nico、HAPPYは関西インディー・シーンで勢力的に活動を続けて知られ、長谷川は数年間、ひとりでホームデモを書き溜めていたという。そのデモが昔のバンドメンバーを不思議と引き寄せて新しい音を鳴らすきっかけとなった。長谷川自身が編集したトレイラー映像では、Other Too Pure Songsが音に託した淡い色彩感とPastel Blue時代の残像を垣間みることができる。

Other Too Pure Songs(アザー・トゥー・ピュア・ソングス)はPastel Blueのメンバーが異なるコンセプトの上での2014年の冬に再び集まり結成した新しいバンド。長谷川がギター&ヴォーカルを取り、The PastelsやComet Gain、Tullycraftのようなインディー・ポップに影響を受けた淡く、儚いインディーポップ3曲を収録した『Twiligh e.p.』をfastcutからリリースします。

SoundCloudで先行配信された「These Are The Days I Forgot To Write Down」の新録ヴァージョン、miles apart recordsのクリスマスコンピに収録されたセンチメンタルな「Sometimes Reach For The Stars」、そして新曲の「Sunday」の3曲を収録。ガーリーなジャケットのイラストレーションはmoscow clubの新曲にフィーチャーされ話題となったスウェーデンのAlpaca Sportsのアマンダ・アッカーマンによる書き下ろし、クリア・ピンクヴァイナル仕様となっています。

TRACKLIST :
A1. Sunday
A2. These Are The Days I Forgot To Write Down
B. Sometimes Reach For The Stars

長谷川佳澄 (vocal/guitar) によるコメント

Twilightには太陽と月のふたつ (twi=half, two) の光 (light) が存在する時間帯という意味があります。この言葉は、太陽がゆっくりと沈んでいくなか、月や星が顔を出し始める夕暮れ時の、辺りが薄暗くなっていく様子を想起させます。

私が土屋君と出会ったとき、まだ19歳でした。それから、ニコさんとハッピーさんと出会って、バンドが始まりました。得体の知れない期待や不安のなか刺激的な時間を過ごしました。若かった私たちは目の前の世界が広がっていくような気持ちで、光に包まれた眩しい日々でした。

それから長い時間が経ち、バンドも解散しました。学生という立場がなくなった私を待ち受けていたのは、繰り返しの退屈な日々でした。根拠のない未来への希望は夕暮れ時の太陽のようにゆっくりと陰りを見せはじめ、目の前の視界が暗くなっていくような不安を覚えました。

そんな日々でもひとつだけ信じていることが私にはありました。「厭わしく退屈な日々に疲弊しながらも少しばかりのわくわくを失わずに今しばらく変わらずにいるための唯一の方法」… それは、「自分の好きなことをずっと手放さないこと」であると。

私たちは誰しもそれぞれにとって「素晴らしいもの」をちゃんと心得ていて、そうした「素晴らしいもの」に接するとき、確かに幸福を感じることができます。なぜなら、そうやって「素晴らしいもの」に接しているとき、たとえそれがどれほど「素晴らしいもの」の末端部であっても、その瞬間は間違いなく「憧れ」と繋がっているはずだからです。
(私にとってそうした「素晴らしいもの」のひとつはThe Pastelsであり、Beat Happeningであり、Comet Gainであり、Tullycraftでした。そして彼らが、弾けないギターを持つこと、か細い声でも歌うことを勇気付けてくれました)

頭の中ではパステルズが鳴っていた
ギターを弾いて曲をいくつか書いたり
生き抜くために必要な事をやればいい
この夜さえやり過ごせたら僕は大丈夫

シスター・ヴァニラ「パステルブルー」

「Twilight e.p.」ー この7インチは、素晴らしきものたちのまばゆい煌めきにインスパイアされて育つ枝々の、その端っこにひっそりと接木された私のささやかな願いです。何年かの時を経て一緒にまた”sense of feeling shared dream”を与えてくれたバンドメンバー、そして私を憧れへ接木してくださったfastcutに最大級の感謝を。そして一人でも多くの方々に手にとっていただけたらどれほど幸せか分かりません。