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    都市と郊外の狭間、東京ベッドタウンに生まれ育った5人が奏でるのは混沌と破壊衝動が­入り交じった歪(いびつ)なシティポップ。CITY (都会) ではなく、TOWN (街) で生まれたベッドタウンポップミュージック­或いはコンビニエント・サバーブ・ポップグループ。ジャズやカントリー、はたまた、歌謡曲、インプロ具合も混じり合う、彼らの育ったベッドタウンの、風景である便利でも不便でも無いこの"どうしようも無い"感情が爆発した傑作。

    都会でもなく、田舎でも無い。大都市への通勤者向けに計画的に造られた町。ベッドタウン。そんな衛生都市で育った "ヌルめ" の若者たちが、どうしようもない暇をつぶす為だけに一時的に結成された、コンビニエント・サバーブ・ポップグループ "失敗しない生き方" 遂にその全貌が明らかになる 1st アルバムが満を持して発売。

    通勤・通学、買い物に出かけるのも東京の中心部、だが生まれ育ったのは都会の喧噪からは離れた、閑静な土地。町自体は独立しているが、中心部ほど華やかではない。しかしながら地方都市の独特の臭いは無い。山も遠くに見えるが、近くにビル群も見える。そんな風景が、ベッドタウンと言われる西東京周辺に育つ多くの子供達、大人達が見ている通常の風景。アルバム「常夜灯」名盤が生まれる瞬間は、いつもひょんな所からだった。自主制作のCDR一枚で東京インディーシーンから、玄人までも虜にしたバンドをその耳で確かめて欲しい。

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