The 1975 一覧

The 1975 はイギリス、マンチェスター出身のオルタナティヴロック・バンド。マシュー・ヒーリー(ヴォーカル/ギター)、アダム・ハン(ギター)、ジョージ・ダニエル(ドラム)、そしてロス・マクドナルド(ベース)の4人組。彼らは、批評家たちの絶賛を浴びた、それぞれ4曲入りEP『Facedown』、『Sex』、『Music For Cars』の3枚をリリースしている。

Story

結成から『Sex』まで(2002-2012)オリジナルのバンドメンバーは、10代の頃マンチェスターの学校で出会い、2002年に音楽を作り始めた。メンバーの内2人はマンチェスター出身ではなく、マシューはロンドン生まれ、ジョージはベルギーのブリュッセル生まれだ。アダムがバンド結成のためにメンバーを集め、結成当初はパンク・ミュージックをカバーしていた。もともと、マシューはドラム担当だったが、シンガーを務めていた元メンバーが別バンドを始めるため抜けた後、ヴォーカルとして歌うようになった。そしてこの時、ジョージが新しいドラマーとしてバンドに加入し、現在のメンバー編成が整った。

最初から「The 1975」というバンド名ではなく、マシューがイビサ島にあった荒廃した農家の外で、所有物を手放したあるアーティストからもらった、詩集の裏ページにあった「1 June. The 1975」という日付の殴り書きを見て、現在のバンド名を付けたようだ。その殴り書きは、前所有者が自殺を決意した日付であり、彼の精神異常の表れと、自殺への欲求が記されていた。筆跡と「1975」の前に書かれた“the”がマシューに大きな衝撃を与え、このバンド名が生まれた。初めてこのバンド名で公に登場したのは、2012年1月に、ファーストEP『Facedown』のリリースに先駆け、イギリスを拠点としたインディー・レーベル Dirty Hit へ歌を披露した時だった。

しかし、2012年4月に Little Comets のイギリス全国ツアーにサポートとして参加した The1975 は、EPリリースより先に既にこの時点で人気を集めていた。『Facedown』の先行トラック『The City』は、イギリスラジオで初めて流されたThe 1975の曲で、BBCラジオ1のヒュー・スティーブンスがDJを務める番組内で、「Label Of Love」の1曲として取り上げられた。これは、あるインディー・レーベル関係者が番組に招待され、自分たちが注目しているアーティストについて話をするというような内容だ。Dirty Hit のオーナー、ジェイミー・オボーンは、彼が最も期待している新人として、The 1975 の『The City』を紹介した。そしてここから、『The City』は BBC ラジオ1で何度も流されることで多くの支持を受けるようになり、様々なブログや新しい音楽サイトなどでも、The 1975 は取り上げられるようになった。以前、彼らは The Slowdown、BIGSLEEP、そして Drive Like I Do という名前でショーを行っていた。2012年、The 1975 はイギリスとアイルランドでのツアーに乗り出し、それは 2013年まで延長している。

BBC ラジオ1で DJ を務めるゼイン・ローが、The 1975 のシングル『Sex』を流したことで、2012年後期に彼らの人気は高まった。Arctic Monkeys や Foals のアルバムをプロデュースしてきたマイク・クロッシーが、フルアルバムの共同プロデュースを担当している。アメリカでは、2012年10月に契約を結んだ Vagrant Records からリリースされる予定だ。

Style

Pitchfork マガジンは、The Big Pink と比べて引けを取らないと評価している。Paste マガジンは『Sex』について、「頭から離れない」「なめらかな」ヴォーカルで、「極めて美しいシンセサイザー・ポップと等しい部分がある」と表現していた。彼らの「メロウ」で余分なものを取り除いたようなスタイルは、「注目度の高い演出作品」という部分がないとして称賛されている。

一般的にオルタナティヴ・ロック・グループとして認識されているが、エレクトロ・ポップやエレクトロ・ミュージック、ギター・ポップ、そして R&B など様々なジャンルから影響を受けている。マシューは音楽的な影響について、特に Talking Heads、My Bloody Valentine、Michael Jackson、Brian Eno、そして Sigur Rós を挙げている。またマシューは、最も大きな影響を受けたのは、映画監督ジョン・ヒューズの全作品だとも述べている。The 1975 の「憂鬱な」白黒の視覚的美学は、長音階と並列しており、「クラシック・ポップの感性」とバンドは呼んでいる。

叙情的に、The 1975 は性別、愛、ドラッグ、希望、死、そして恐怖のより具体的な文脈での発見と新規性のテーマを探究している。

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