未だ多くのベールに包まれる京都発のドローン・サイケデリア・ユニット Supersize me。デビュー作から2年振りとなるニューアルバム『Slouching Towards Bethlehem』を8月にリリースした。本作は、ネオプラトニズムないしペレニアリズムに根ざした神学的思索が詩や音風景に深く沁み入ったもの。 目を瞑り耳を傾けると、光彩の靄(もや)に包まれ恍惚の高みへ墜ちてゆく ... 。幾重にも重なる倍音の渦が聴く者を母胎のヴィジョンへと誘う原初のサイケデリア。
Paradise、mtvBAND、昆虫キッズでの活動。冷牟田敬の演奏やステージングに魅了された人は、この作品を聴くと彼の魅力にもっと触れる事ができ、そしてもっと彼の音楽に没入したいと思う事だろう。こちらの想像を上回る混沌とした美しさ、そして意外な熱さ。単なるソロワークに収まらない『noise myself』について、本人に深く聞いてみた。- インタビュー/まとめ:佐久間トーボ(放送作家)
ありがとうございます!ファーストミニアルバム“Little Girl”の作成が決まった時から、セカンドミニアルバムのことは考えてまして、出来ればそんなに時期を開けずに出したいね〜と話してました。 でもメンバーそれぞれの予定もあるので、、調整した結果、1年空けたタイミングが丁度良いねってことでまとまりました。
川本真琴の2013年作品『願いが変わるまでに』がようやく配信発売されます。この機会に本作含め過去3作に関わったエンジニア中村宗一郎氏との対談の場を設け、実はこれまで2人でゆっくりしゃべったことはなかったのですが、あまり語られることのなかった話を明らかにしましょう。
壊れかけのテープレコーダーズは2007年結成以来、リーダー小森清貴と遊佐春菜の男女ツインボーカルが不思議なムードを醸し出すしかしプロト・ロックとしか言いようのない堅固なロックバンドです。このバンドの紅一点、遊佐春菜が、住所不定無職の頭脳、ザ・ゾンビーズ子のプロデュース (Coプロデューサーとして金子麻友美と遊佐本人も)で初めてのソロ・アルバム「Spring Has Sprung」を発表。そこで、実は本作の影のプロデューサー、住所不定無職 (現Magic, Drums & Love) のユリナと遊佐春菜の2人に話を聞きました。(進行/まとめ:金野篤 DIW)
構想期間、制作期間ともにこの時期からこの時期まで、という風には答えづらいものがあります。意識的にアルバムにするために動いた期間は1年ほどのような気がしますが、それより前からある曲も多いです。構想の芽生えまで遡れば少なくとも10年前・・・いや、生まれた時からのような気もします。
Paradise、4作目のアルバム『Double dream is breaking up the door.』。完成前からこのアルバムを最後に、関口萌はバンドの脱退をメンバーに告げていた。そんないつ破綻してもおかしくない状況の最中作られたこのアルバムは、彼らの「何かしでかしそうな」感性はそのままに、これまでの中でも1番「まとまっている」作品だ。日本のロックミュージックシーンにおいて、無視されてはいけない重要なアルバムの作成に至る経緯と、バンドのこれからについて、冷牟田敬に聞いた。インタビュー/まとめ:佐久間トーボ(放送作家)
Aqualung から届けられた "10の未来 (Ten Futures)" とは一体何なのか?
2013年、福岡で藤井邦博(魚座)と共演以来ファンだという柴田聡子、中学のとき偶然 YouTube で観て「魚座の女の子」という曲まで作ったマーライオン、ともによくわからないと謙遜しながらも、大好きな魚座について、2枚のアルバム、ベスト盤『魚座の世界』と新作『I』を聴きながらその魅力を話してもらいました。
北九州を拠点に活動する4人組バンド 魚座、今年10月にリリースされた14年間の活動を記録した初流通作品となるベストアルバム "魚座の世界" が注目を集めた、バンド待望のファーストアルバム「I」がいよいよ今月 12/17 リリース!リリースを記念した『見汐麻衣 (MANNERS) × 藤井邦博 (魚座) メール往復書簡 2014.11.30~12.2』が公開。
サンフランシスコのガレージ・ロック・バンド Sonny & The Sunsets のリーダーである Sonny Smith の新作『Sees All Knows All』は、Sonny 自身長年の夢だった来日公演に合わせて制作されたアルバムである。
"90年代と10年代を繋ぐ最後のミッシングリンク" 兄妹デュオ Family Basik 珠玉のポップス集デビューアルバム「A False Dawn And Posthumous Notoriety」を 11/12 リリース!誰にも知られることなく存在してきた、90年代と10年代を繋ぐ最後のミッシングリンク。