その才能を天才たちが認めた音楽家 原 摩利彦、次回放送の情熱大陸に出演、最新作「RADIX」を 12/8 リリース!

2017.12.04

Marihiko Hara

12月10日 (日) 放送の情熱大陸では、現代アートから、舞台芸術、映像の世界まで幅広い分野で活躍し、国内外から広く注目を集めている新進気鋭の音楽家、原摩利彦に密着。坂本龍一や野田秀樹、美術家名和晃平など、各分野で活躍する所謂“アクの強い大物たち”がその音楽性をこぞって絶賛し、仕事の依頼が後を絶たない。弱冠34歳ながらも、「質感」「静謐さ」を軸に、彼らの持つ強い個性に負けない音を紡ぎ出すのが特徴だ。

原の作品の多くに使われているのが、“フィールドレコーディング”した環境音。街中の騒音から、人の足音や話し声など、波や鳥などの自然の音まで、あらゆる場所で「収集」した音を編集し、楽器の音色とともに再構築していく。美しい音や気になった音を、日常的に収集する様は、近くで見ている野田秀樹曰く「子供の頃の石集めのようなもの」。それが何かに役立つかは重要ではない。ただ好きだから集める。これまで集めた音は、本人も数え切れないほどだという。

番組では、そんな原が舞台や芸術作品など、様々なジャンルで新たな音を生み出していく様子に3ヶ月かけて密着。旅先で出会った音、見知らぬ場所で受けた刺激・・・それらすべてが原という稀有な才能を通じて一体どんな音楽を生み出していくのか?彼が理想とする「音楽」を追い求める姿に迫った。

今年2月には、優しくもノスタルジックなピアノ・サウンドを中心に展開される静謐な作品集『Landscape in Portrait』をリリース。本作では、ここ数年、彼が手掛けたインスタレーション作品や、映像・舞台のための楽曲をソロ・アルバム用に再構築し、アコースティックなピアノとフィールドレコーディングの日常音を融合させながら、ユニークな“自画像の中の風景”が描き出され、メロディーメイカーとしての類稀な才能、京都人らしい感性と美意識がくっきりと浮かび上がり、ひたひたと心に染み込んでいく静謐なピアノと、サウンドスケープ色の強い楽曲が相補関係を結びながら、他に類を見ない唯一無二の“自画像”を織りなしていく。

12月8日 (金) には、iTunesおよびApple Music先行で、『Landscape in Portrait』以来となる新曲「RADIX」のリリースが決定。聴くものの心に、様々な風景を想起させる柔らかな音像の中で、荘厳かつ伸びやか響き渡るピアノが美しい30分の大作となっている。一般配信は12月10日 (日) より。

Landscape in Portrait [国内盤CD] (BRC523)
MARIHIKO HARA 原 摩利彦
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