Oneohtrix Point Never がカンヌ国際映画祭にて快挙!音楽を手がけた映画『Good Time』がカンヌ・サウンドトラック賞を受賞!

2017.05.27

Oneohtrix Point Never

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(Oneohtrix Point Never)ことダニエル・ロパティン(Daniel Lopatin)が音楽製作を手がけた映画『Good Time』が、現在開催中のカンヌ国際映画祭にて、ジョニー・グリーンウッドやジェド・カーゼル、イブラヒム・マーロフらを抑え、カンヌ・サウンドトラック賞を受賞!

映画『Good Time』予告映像

2014年の東京国際映画祭にてグランプリと最優秀監督賞の2冠に輝いた映画『神様なんかくそくらえ』を手がけたジョシュア&ベニー・サフディ監督による本作『Good Time』は、『トワイライト』シリーズで知られるロバート・パティンソンや、クエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』のジェニファー・ジェイソン・リーが出演し、第70回を迎えるカンヌ国際映画祭2017のコンペティション部門で上映された、クライム・スリラー作品となっている。

ダニエル・ロパティン(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)とサフディ兄弟は、カルト映画や音楽を通じて親交を深め、彼らがコラボレートした本作では、想像の域を超えた深いレベルで映像と音楽がシンクロする。それは先日公開されたトレーラー映像の中で解禁されているイギー・ポップ参加曲「The Pure And The Damned」でも既に感じることができる。今年で7回目を迎えたカンヌ・サウンドトラック賞の過去の受賞者には、クリフ・マルティネス(2016年『ネオン・デーモン』)や、リム・ギョン(2015年『黒衣の刺客』)、ハワード・ショア(2014年『マップ・トゥ・ザ・スターズ』)らが含まれる。

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー|Oneohtrix Point Never

1982年生まれ。ブルックリンを拠点に実験音楽~現代音楽シーンで活動を続け、マーキュリー賞にもノミネートされた経歴を、持つ音楽プロデューサー/作曲家。音楽レーベル〈Software〉の主宰者としての顔も持つ。これまでに、〈Warp Records〉から2015年にリリースされ賞賛を集めた最新作『Garden of Delete』を含め、数多くの音楽作品を残してきた他、ロサンゼルスのアーマンド・ハマー美術館やニューヨークのMoMAおよびMoMA PS1、ワシントンD.C.のハーシュホーン博物館と彫刻の庭、ロンドンのテート・ブリテンやサーチ・ギャラリーといった名だたる美術館からのコミッションワークも数多く手がける。さらに今回見事カンヌ・サウンドトラック賞に輝いた『Good Time』の他にも、ヴァンサン・カッセル主演のアリエル・クレイマン監督作『Partisan』、ソフィア・コッポラ監督作『ブリングリング』といった映画音楽を手がけ、アントニー・ヘガティ(アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ)やFKAツイッグス、ナイン・インチ・ネイルズらへの楽曲プロデュースも行なっている。

映画『Good Time(原題)』
公式HP: http://goodtime.movie/
DIRECTOR: Ben Safdie, Joshua Safdie
CAST: Robert Pattinson, Jennifer Jason Leigh, Barkhad Abdi
ORIGINAL SCORE: Oneohtrix Point Never
MUSIC: “Hospital Escape” by Oneohtrix Point Never, “The Pure And The Damned” by Oneohtrix Point Never ft. Iggy Pop. http://pointnever.com

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